田中将大「よう、久しぶりだなぁ～」松井「え…ど、どなたですか？」

田中「あぁ、若手は俺のこと知らないのか。俺、ここで最多勝とか獲ったことあるんだぜ？」
浅村「…で、その最多勝さんがウチに何の用ですか？」
田中「何…って、俺も来年から球団を変えようと思うから、古巣もアリかなと思ってよぉ」
牧田「えっと、お気持ちはありがたいですが、貴方にそんな権限ないですしお引き取りを…」
田中「何だよ、OBだぞ？Bクラス止まりだったあなた達にメジャーのいろは教えようとしてるんだぞ？」
石井「田中くん…」
田中「ああ、石井監督。メディアは色々と言ってきますけど、一緒に日本一を目指して頑張りましょう！」
石井「帰ってください」
田中「は？」
石井「ここは貴方がいた楽天ではなく、私がゼロから作り上げた東北楽天ゴールデンイーグルスです。貴方の力は必要ありません」
田中「えっ？去年Bクラスだったのに何言ってるんですか？」
石井「長いものに巻かれて強くなった気でいる貴方が言う資格はありません。もう一度言います帰ってください」
三木「そ、そうだ！石井全権監督の言う通りだ！出ていけ！」
三木谷「そうだ！そうだ！」
則本銀次藤田岡島「…」
田中「く、くそっ…覚えてろ」
石井「悪いけど記憶から消しますよ、私達が昔の楽天カラーを消したように」

翌日、梶谷はFA行使を表明。楽天への入団を決めた。