亀澤「よう、久しぶりだなぁ～」高橋宏斗「え…ど、どなたですか？」

亀澤「あぁ、ルーキーは俺のこと知らないのか。俺、ここでレギュラー張ったことあるんだぜ？」
京田「…で、そのレギュラーさんがウチに何の用ですか？」
亀澤「何…って、俺も人生設計しっかりしたいと思うから、自動FXツールもアリかなと思ってよぉ」
福谷「えっと、お気持ちはありがたいですが、私たちそんなの興味ないですしお引き取りを…」
亀澤「何だよ、利回り35%だぞ？今年コロナ禍のお前らにお手軽収入のいろはを叩き込んでやろうとしてるんだぞ？」
波留「亀澤…」
亀澤「波留コーチ、お変わらずでなによりです！あなたからもこの世間知らずたちに言ってくださいよ」
波留「帰ってくれ」
亀澤「へ？」
波留「大方自称コンサルタントなんかにせゼロから初めて簡単に儲かるとか吹き込まれたんだろ。お前は騙されてるんだ」
内川「なんだと？おい、優勝したこともないくせにいい気になるなよ？」
波留「怪しい儲け話に釣られて賢くなった気でいるお前が言う資格ないだろ。もう一度言うぞ帰ってくれ」
友永「そ、そうだ！波留コーチの言う通りだ！出ていけ！」
チームメイト「そうだ！そうだ！」
亀澤「く、くそっ…今だけのチャンスなのに…」
波留「悪いけど揉め事を起こさないでくれ、ただでさえスキャンダルの宝庫がキャンプに参加してきやがるっていうのに」

翌日浜辺で冷たくなっているコーチが発見され、梶谷と井納はFAで横浜を去っていった。