引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1607501014/
阪神は7日、大阪市内で新入団選手発表会。晴れ舞台でドラフト1位の佐藤輝明内野手(22)=近大=がスポットライトを一身に浴びた一方で、9年前のドラフト1位はこの日、神宮球場で選手生命を懸けた12球団合同トライアウトに臨んでいた。
入団時には佐藤と同じく大卒の左打ちスラッガーとして、虎党の大きな期待を集めた伊藤隼太外野手(31)だ。定位置をつかめないまま、今オフに戦力外通告を受けた“しくじり先生”は「全ては1年目の春季キャンプ」と自身のつまずきを回顧。入れ替わりでプロの世界に飛び込む若虎たちへ、「自分を強く持ってほしい。他人の目を気にして自分を見失うな」と魂のエールを贈る。(聞き手・山戸英州)
https://news.yahoo.co.jp/articles/736614238e9a99e24625162b25b797c0de994f3f
「ほかの球団を知らないんで単純な比較はできませんが、聞いている話だとそうですよね。この9年間、パッと思い浮かぶのはしんどいときのことの方が多い。サヨナラ打、逆転ホームランなどいい思い出もありますが、自分のなかでは苦しかった何もない日々の方がよく覚えていますね。期待も大きかった最初の2年間と、ラスト2年。肩をケガしたときとかね」
--入れ違いになる佐藤輝に、同じドラ1だから伝えられることは
「僕はね、1年目で新人王だった高山や、立派に成長した大山のように成功者じゃないから、あまり語れることはないですよ。でもね、どこまで自分を強く持ってやれるかですよ。僕の場合、周りの目を気にし過ぎて。自分自身を見失っている期間が長かったんで。
何かね、どういう風にプレーしていたかな…。せっかくアマチュア時代に培った経験、構築したスタイルがあったのに、プロの壁にぶつかるまで貫けなかった。だから自分を強く持ってほしい」
「イメージはしてたんですよ。全てはプロ1年目の春季キャンプでしたね。イメージのなかではアマチュア時代同様、キャンプのなかで自分の打撃、守備をつくりあげてオープン戦、公式戦を迎えるのかなと思っていたんです。でも実際には自分の時間なんて存在しなかった。
全てを見られてあちらこちらでメニューをこなし、個人メニューをやる体力はなかった。1日を必死にこなすので精一杯。その時点で自分を見失っていましたね。他人の目を気にせずにやれていたら、また違う結果が出ていたのかなと」
--周りに合わせようとハイペースに
「人に合わせよう、期待に応えよう、こればっかり考えてしまっていた。自分がどうなりたいとか、それがなかった」
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Source: なんJ PRIDE
元阪神ドラ1伊藤隼太さんからエール ~佐藤よ、俺みたいになるな~