中日・京田さん「正直2位も6位も変わらないので僕はAクラスという感じはない」

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中日・京田陽太内野手（２６）が１７日、国内ＦＡ権を行使せずチーム残留を決めた大野雄大投手（３２）に秘めたる思いを明かした。今季は全試合出場を果たし、大野雄の快投を守備で支えた京田。公私ともに仲が良い２人だが、「普段からよくしてもらってる先輩なので（チームに）残って欲しかった部分もあります。けど・・・日本の左投手ではトップクラスなので、後ろで守ってて『対戦したいな』と思っていた」と、打者・京田の“本音”が漏れた。

今季から選手会長に就任し、人一倍責任感の強い背番号１は「巨人とこれだけ差がついて優勝を許してしまった。正直、２位も６位も変わらないので、僕はＡクラス（に入った）という感じはない。一人一人課題があるのでこの秋季練習で、意識高く取り組んでいきたい」と振り返った。

この日からナゴヤ球場で本格的に秋季練習がスタート。ノックやロングティーなどで汗を流し「打撃が課題。シーズン後半はバットを寝かしてそこから良くなった。寝かす手段も一つだし、色んなことを試していきたい。この秋で自分のものにして、来年の春につなげたい」。遊撃の守備には、「今年は思い切ったチャレンジとしてポジショニングを深くした。失策数は増えたが（手応えのある）いいシーズンになった。荒木コーチに『たくさんノック受けろ』と言われているので、ヘトヘトになるまで練習したい」と実りの秋へ意気込んだ。

報知新聞社