引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1598056169/
阪神・藤浪、692日ぶり1勝――凶夢に、激痛に、10円ハゲに、コロナに「やっと勝てた」
https://www.google.com/amp/s/www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/08/22/kiji/20200822s00001173081000c.html480amp=1
17年から始まったマウンドでの苦闘は、心身を激しくえぐった。
「生活態度とか、藤浪はあいさつをしないとか、すごく言われるようになった。仲良い若い選手も実は俺のことそう思ってるんや、とか。
センターのところで息が上がって倒れてたら“あいつまた休憩して”と思われてるんやろな、とかそんなことしか考えてなかった」。何かに追われ、おびえる日々。目を閉じても地獄が待っていた。
「本当に叫んで起きる。夜中に“うわー”って絶叫して。ドラマでよく見るような…。まさか自分が経験すると思ってなかった」
悪夢は連鎖する。程なくして、強いストレスを感じた際に多い、歯が折れる「凶夢」を体験。
「夢の中で物を食べてたら自分の歯がぐらぐらしてきて…口の中が歯の破片だらけになって目が覚めるんですよ。何回も」
18年のある夜には、首から背中にかけて強烈な張りと激痛を併発し、夜明けまで布団の中で動けなくなった。
「自律神経が整わなくなって、目をつむっても全く寝れなくて。朝になって鏡を見たら自分の顔が真っ青になってました」。
故障知らずでならした男の体はボロボロだった。“限界”を悟ったのは、鏡に映った頭部の異変。円形脱毛症だった。
「この辺(頭部)に“10円ハゲ”ができて。ここまでなると、さすがにショックでしたね。すごいストレスだったんだなと」。
顔を変え、形を変え襲ってきた“痛み”にも必死に耐えながら前進してきた。試合後、「人の痛みが分かる。人間として一つ大きくなれた」と柔らかな声とともにうなずいた。
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Source: なんJ PRIDE
阪神・藤浪「人の痛みがわかるようになった」