引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1592371299/
6/17(水) 11:42
今年3月、京都府城陽市のコンビニエンスストアで重症急性呼吸器症候群(SARS)に感染しているように装い営業を妨害したとして、偽計業務妨害の疑いで逮捕された60代男性が不起訴処分になり、17日までに産経新聞の取材に応じた。男性は逮捕時から「『サーズ』とは言っていない」と主張、店内の防犯カメラに記録された音声が冤罪(えんざい)を晴らす証拠となった。新型コロナウイルスによって社会全体に不安感が増す中、何げない発言が思わぬ聞き間違いを招いたとみられる。
男性は3月31日午後1時半ごろ、城陽市内のコンビニでチケットを発券し、支払いをする際に、パートの女性従業員に「僕はサーズですので消毒してください」などと言い、店の業務を妨害したとして、偽計業務妨害の容疑で京都府警に逮捕された。
だが、男性や男性の弁護士によると、状況は異なる。
当時、眼科医院で検査技師として働いていた男性。「事件」前、感染力が強い流行性角結膜炎にかかり、勤務先からは仕事を休むように言われた。
当日、男性は現金を振り込むためにコンビニに来店。支払いの際、レジにいた女性店員に「僕、さわるとうつるので、これ(払い込みのためのチケットと紙幣)を消毒してください」と伝えた。店員は戸惑う表情を見せたが、「アルコールをかけて」と再度促すと応じたため、男性は用を済ませて店を出た。
だが男性の退店後、店長は110番し、店は一時閉店。レジや陳列棚を2時間以上かけて消毒した。4日後、男性は府警に偽計業務妨害の容疑で逮捕される。「僕、さわるとうつるので」というくだりが「僕、サーズ(SARS、重症急性呼吸器症候群)」と誤解され、店に消毒作業をさせて業務を妨害した、という疑いをかけられたのだ。
男性は府警の調べに対し、「サーズとは絶対に言っていない。それ以外は言った」と供述したが、刑事に「サーズと言ったやろ」と何度も迫られたという。
しかし、コンビニの防犯カメラの映像では「サーズ」という単語が聞き取れず、京都地検が5月14日に不起訴処分(嫌疑不十分)とした。だが男性は仕事を辞めざるを得なくなり、現在は無職だ。
男性の弁護を担当した高木野衣弁護士は「聞き間違いはやむを得ないが、問題なのは警察。防犯カメラの精査など必要な捜査を尽くす前に逮捕しており、順番が違う」と非難する。
男性は「自分も医療従事者なので、店員を守ろうと思っての発言だったが、まさか聞き間違われて逮捕されるとは思わなかった」と明かす。「インターネットにはサーズ男として名前が残っているし、散々だ。時勢が悪かったとしかいえない」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce2b98591395464e02aa49ba78ffe2c62c8f6367
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Source: なんJ PRIDE
男「僕、さわると伝染るので」 店員「僕SARS?(難聴)」→男逮捕