引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1571279300/
最も特徴的なのはストレートの球速で、平均152キロを記録した。メジャー平均が150キロであると考えると、球速だけでは既にメジャー級であるといえるだろう。
次に、そのストレートの「球質」を探るべくボール変化量をみてみる。これは回転によってボールがどれくらい変化したかを示す指標である。平均よりホップ成分が大きなボールは打者がいわゆる「ノビ」を感じやすく、昨年甲子園を沸かせた現日本ハムの吉田輝星投手は53cmのホップ成分を誇っていた。
佐々木投手のストレートはシュート成分が非常に大きい球質でプロ平均の速球よりも約15cmもシュートしていた。
ノビながら右打者に食い込んでくるような軌道で、「怖さ」のあるボールであるものの、空振りを量産する球質というよりは詰まらせてゴロで打たせるような球質である。
また、シュートが大きいストレートは組み合わせられる変化球も多くない。
現状では球速「だけ」でも空振りが奪えるが、ステージが上がるほど平均球速は高まり球速に慣れるため、ハイレベルな打者から空振りを奪いきるのは簡単でないだろう。将来的には球速だけでなく「球質」でも空振りが奪えるように改善したい。
速球の球質だけみれば、奥川投手は既にプロ投手並みの球質である。球速も佐々木投手に劣るとはいえ既にプロ平均を超えており、変化球次第では早期にデビューできる可能性も高いだろう。
制球含めた完成度は非常に高く、高校生離れした「勝てる投手」であるといえよう。
ただし、球速は佐々木投手に軍配が上がる。この日は平均152キロであったが、18年11月のデータであるため1年間でさらにスピードアップしている可能性も高い。
たとえデビューが遅れても、焦らず長所を活かして成長してほしい。
大きな注目を集める両投手であるが、共に類を見ない素材である。完成度の奥川投手と底知れぬスケールの佐々木投手。次のステージでも切磋琢磨する姿が楽しみで仕方がない。
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Source: なんJ PRIDE
【直球比較】佐々木くんはシュート成分多めでMLB級の球速 奥川くんも既にNPB級