履正社井上、プロ志望届提出へ

夏の覇者履正社（大阪）の井上広大外野手（3年）が2日、プロ志望届の提出意向を明言した。
この日大阪府豊中市の同校で優勝報告会が行われた際、岡田龍生監督（58）が井上のプロ志望届提出について「その方向で間違いない」と述べ、その後井上も「はい」と認めた。
夏の決勝では大会NO・1投手星稜・奥川恭伸（3年）から、バックスクリーンに3ランを放つ活躍を見せ、優勝に貢献。その進路が注目されていた。
夏前にプロ志望を岡田監督に伝えると、本塁打を量産するように助言を受け、大阪大会では4本、甲子園では3本の本塁打を放ち結果を残した。
母子家庭で育った井上は「母は自分が好きな野球をやらせてくれた。恩返しがしたい」と語った。
目標は同校OBでトリプルスリーのヤクルト山田哲人内野手（27）。
「あれぐらい打てるようになりたい」と偉大な先輩にターゲットを絞った。令和初の甲子園優勝校のスラッガーが夢の舞台へ進む。【南谷竜則】

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