2位阪神に7・5ゲーム差をつけまさに順風満帆だがチーム内には試合前、怒りの声が上がっていた。
その相手は大物解説者の野村克也氏。7日夜のTBS系「S☆1」で野村氏は「巨人―DeNA戦」(東京ドーム)をテレビ観戦しながら炭谷のリードを評論。「強気の勘違い。インコースを攻めるのが強気じゃない」「褒めることは何もないよ。バカって言いたくなるくらい」と酷評すると、今季巨人が採用する捕手ローテ制にも「大反対。(プロ野球)80年の歴史でキャッチャーがコロコロ変わるチームで優勝はないよ。(捕手は)代理監督だからね」と切り捨てた。
これに球団関係者は「野村さんのリード批判はあくまで結果論。首脳陣も『結果を見て言っているだけ』と怒っていた。野村さんのリードがそんなに正しいのなら監督時代の阪神や楽天は常に相手打線を抑えていましたか? 違いますよね」と怒りを隠せなかった。
その試合の6回二死一、二塁で鍬原が伊藤光に初球の直球を3ランとされたシーンで野村氏は「根拠が分からない。何で初球真っすぐ?」とボヤいたが「炭谷は外角に構えていたがボールが真ん中に入った。これをリードの問題にするのは少し乱暴なのでは。番組としては過激なことを言ってもらわないと野村さんを使う意味がないんだろうけど」と前出の球団関係者は納得いかない様子だ。
さらに野村氏が反対した捕手併用制についても「セ・リーグで3連覇している広島も会沢、石原、磯村と3捕手併用。昨年パ王者の西武も森、炭谷、岡田の3人を使っている。野村さんの考え方は昭和の野球。主戦捕手が1人だけならその1人がケガをした時にゼロになってしまう。週6試合を4試合と2試合に分けて捕手を起用した方が万が一の時のリスクマネジメントになる」(同関係者)と猛反論だった。
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Source: なんJ PRIDE
巨人がノムさんの解説に怒り爆発 「野村さんの考え方は昭和の野球」