引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1555626129/
5回表。ヤクルトの選手交代を告げる場内アナウンスに神宮球場がざわついた。4回に4号ソロを放っていた山田、4番のバレンティン、初回にセーフティスクイズを仕掛けた青木の主力3人が揃ってベンチに下がり、廣岡大志(22)、塩見泰隆(25)、上田剛史(30)が入ったのである。スコアボードは「2-10」。体調不良の寺原隼人(35)が抹消された関係で空いたローテーの穴に中継ぎ7試合で防御率0点台だった2年目の大下佑馬(26)を抜擢したが、2本の本塁打を含む8安打を浴び6失点して3回持たず、2番手の中澤雅人(34)もまた炎上して、もうワンサイドゲームになってしまっていた。
だが、阪神の先発は、2017年10月1日の巨人戦以来、勝ち星のない今季初登板の岩田稔(35)である。序盤はボールが浮いていたし、ヤクルト打線の爆発力からすれば十分つけいる隙のある投手だったにもかかわらず、4回にクリーンナップの打順が終わると5イニングを残して事実上ギブアップしたのである。
すぐさまスタンドに上がってヤクルトファンの反応を取材したが、あからさまな怒りの声や、ゾロゾロと席を立つような様子は見られなかった。小川采配に理解を示すようなファンの“大人の対応”にも感じた。試合後、小川監督は、この主力の早期交代について「総合的に判断した」と説明した。
(中略)
だが、チケットを買ってもらっているお客さんに対して“捨てゲーム”と取られても仕方のない采配やスター不在のオープン戦の試合後半のような試合を見せていいのかという議論は、当然ある。
ネット上でも、この采配に対する批判の声は少なくなかった。
「この1日を楽しみに見に来ていた子供やファンの方がいると思うと残念。スポーツは一種のエンターテイメント」
「お客さんはスターを見に来ている。入場料の半額を返せ!」
「この交代はありなの? 球場に来ているファンを馬鹿にしてない?」
「まだ5回やで。相手阪神。何があるかわからんで?」
「今日見に来たヤクルトファンは可哀想。 こんな明らかに試合捨てたみたいな交代見せられたら」
ヤクルトにフルイニング出場記録に挑戦している選手がいなかったことも手伝ったのかもしれないが、遠方から来た人やなんらかの事情があって、この試合しか来れないというファンもいたのかもしれない。阪神の暗黒時代には「敗れても最後に代打・川藤幸三氏の打席が見れたら満足して帰ることができる」と言ったファンもいた。この試合のチケットを買ったファンの顧客満足度という点で言えば、主力には、せめてもう1打席立たせるべきで、間違った采配だったのかもしれない。
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Source: なんJ PRIDE
ヤクルト小川監督の“捨て試合”采配に批判の声「入場料半額返せ」「子供やファンが可哀想」