引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1554182815/
その大きな原動力となっているのは、やはりリーグ3連覇と今や盤石な強さを誇る広島の存在だろう。Data2を見ると、ホームスタジアムの満足度も同じく圧倒的首位! つまりチームの強さとスタジアムの満足度が好循環となっているのだ。
そんな〝何もかもうまくいっている〟広島に対し、おもしろくないのは他球団のファンだろう。全国のアンチ球団分布図を見ると、本州ほぼ全域で広島という状態なのだ。
一方、心配なのが「プロ野球ファン」がここ10年で徐々に減っていること(Data4)。つまり観客動員数が増えているのは、リピーターが増えているためで、新規ファンは増えていないのだ。他球団は広島を見習って、プロ野球がおもしろいと感じてもらう努力をする必要がある。今年は日ハムの吉田輝星、中日の根尾 昂が球場をわかせそうだが、野球に興味がない若年層をいかに取り込むかが大きな課題といえよう。
プロ野球ファン人口は着実に減っている
これが現実
新規ファンは増えてないんだよ
――最後にプロ野球全体を取り巻く状況についてもお聞きします。2001年までは巨人戦がほぼ全試合地上波で放映されるなど、テレビで野球を見るのは身近なことでした。それが徐々に減り、現在ではDAZNをはじめ動画配信サービスを通じた視聴が広がっています。観戦ツールの変化に伴い、プロ野球のファン層も変わってきているように感じますか?
二志 変わったと思います。かつては地上波放送の影響で、野球にそれほど強い関心がない人でも、選手の名前や顔をある程度知っていましたが、今は「見たい人が見る」という感じになりましたよね。野球人気が落ちたと言われることもありますが、好きな人と関心のない人の差がわかりやすくなったというか、人気が局所的になったと感じます。プロ野球の観客動員数自体は好調ですが、それも様々な層が詰めかけているというよりは、リピーターが多くて、本当に好きな人が繰り返し見に行っているのだと思います。
https://www.asahi.com/and_M/20190326/1063198/
「プロ野球ファンは統計上では増えています。昨年、日本野球機構(NPB)が公表した公式戦の観客動員数は2513万9463人でしたが、これは実数発表を始めた2005年以降では最多です。2005年は1992万4613人でしたから、12年間で500万人以上が増加しています。しかし、その中身を見ると、子供ファンを獲得しないと将来が危うい構造が隠れています。というのもかつては、年に一度の地方におけるプロ野球開催を楽しみに、地方球場には鈴なりのファンが駆け付けたものですが、いまはプロ野球チームがない地方では、野球人気はさっぱり。ですから千葉ロッテマリーンズや横浜DeNAベイスターズのように、地方での定期試合をやめてしまった球団もあるくらいです」(スポーツライター)
現在のプロ野球は、本拠地のある限られたエリアで濃厚なマーケティングがおこなわれている。これが観客動員数を伸ばした要因だとこのスポーツライターは言う。
「観戦するファンの多くは、エリア内に住むリピーターなのです。つまり、ひとりのファンが3回、4回と複数回球場に足を運んだからこそ、史上最多の観客動員数を記録したのです。つまりファンの裾野は広がっていないのです」
子供が野球好きになったとしても、昭和のころのように公園で野球をすることはできない。《キャッチボール禁止》などと注意書きされた公園が増えているためだ。野球をできる場所の確保から始めないと、プロ野球も衰退していくだろう。
https://myjitsu.jp/archives/51014
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Source: なんJ PRIDE
【悲報】プロ野球 このところの観客動員増はリピーターが来てるだけっぽい