引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1552538319/
https://www.hochi.co.jp/giants/20190312-OHT1T50024.html
「手術する、って言ったから、自由契約になった」上原が説明した裏事情は、至ってシンプルだった。夏頃から悩まされていた左膝の手術を決断し、それを球団に申し入れたことが全てだった。
巨人で10年。そして2008年オフにフリーエージェント(FA)で海を渡った。メジャーで9年。そして昨季、古巣に電撃復帰した。
上原が登場すると、東京ドームには地鳴りのような歓声がわき、その空気が一変する。
プロ20年で積み上げた実績は、昨季達成した日本人初の「100勝100ホールド100セーブ」というトリプル100にも表れる。それでも巨人はそんなレジェンドと「再契約」という選択を容易には選ばなかった。
ケガばかりのプロ人生。両太もも、左ふくらはぎ、と自らを「肉離れのレジェンド」と名付けるほど、同じ故障に苦しんだ。さらに右膝、右肘、両足アキレス腱、腰と痛みを抱えて苦しんで来た過去がある。ただ一つだけ、生まれてこの方「手術」だけは回避してきた。
球団としては今回も同様に「手術回避」を要望した。契約するリスクが高すぎる。4月には44になる年齢で、日常生活でも使う膝。もちろん、投球フォームの中でも重要な箇所だ。だましだましでも、プレーできる状態でいてくれれば―。
原辰徳監督を迎えて臨む新たなシーズン。新戦力の補強が最優先だった。内視鏡によるクリーニング術といえども、元通りになる保証はない。投げられないかもしれないベテランとの再契約は、優先順位の上位には入る由もなかった。
だが、上原に「手術をしない」の選択はなかった。「手術せんかったら、絶対に投げられない。それは去年が証明している。
そんな中途半端な状況で投げて、通用しない。通用せんかった」リリーフとして36試合に登板し、0勝5敗、防御率3・63の成績。右腕には悔しさしかなかった。
「不安はない。逆に12球団どこでも行ける、という思い。手術して治るんであれば『まだできる』という風に思う」。10月23日。上原は都内の病院で手術を受けた。
所属球団がなくなるという、先の見えないトンネルに入ることはわかっていた。それでも自分の意志は曲げなかった。
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Source: なんJ PRIDE
【報知】巨人上原、自由契約の真相ww