2: 名無し 2019/01/12(土) 16:47:05.93 ID:2DYCdLrA0
MLB公式サイトをはじめ米複数メディアが現地9日に報じたところでは、昨年9月にアスレチックスからドラフト1巡目指名を受けた後、
チームから許可をもらい昨年12月まで大学に残りフットボール選手を続けていたカイラー・マレー選手が、今年4月に実施されるNFLドラフトへの申請手続きを行う予定だという。
マレー選手に関してはすでに本欄でも昨年12月に紹介しているが、ドラフト指名後オクラホマ大に残った彼は同大フットボールチームのQB(クォーターバック)として大活躍し、
昨年12月に大学フットボールの年間最優秀選手に与えられる『ハイズマン賞』を受賞。授賞式の場でMLBとNFLの二刀流挑戦に興味を示していた。
第一報を報じたオークランド地区の地元紙『サンフランシスコ・クロニクル』紙によれば、マレー選手はまだ学年が3年(成績不十分で1年間公式戦出場できなかった「レッドシャツ・ジュニア」)のため、
卒業前の学生がNFLドラフトの対象選手になるためには13日までに申請手続きをしなければならず、その意思を固めたという。
元々マレー選手と彼のエージェントを務めるスコット・ボラス氏は、2月から始まるスプリングトレーニングからアスレチックスで本格的に野球選手として始動することを表明していたが、
もしNFLドラフトへの申請手続きをすると、
スプリングトレーニングに予定通り参加できなくなってしまう。というのも、NFLのドラフト対象選手は2月26日から開催するリーグ主催のショーケース『NFLコンバイン』に参加しなければならず、スプリングトレーニングと重複してしまうためだ。
さらにNFLからドラフト指名された場合、チームの司令塔を務めるQBというポジションからNFLチームとしてはMLBとの二刀流に否定的な姿勢をとられることが予想され、
マレー選手はMLB、NFLのいずれかを選択せざるを得ない可能性が高くなってくる。前述の地元紙の報道によればその場合、関係者はマレー選手がMLBよりNFLでプレーしたい方向に向いていると話している模様だ。
以上の事情からマレー選手がNFLへ専念する道を選択したとなると、アスレチックスは大きな痛手を被ることになる。すでにマレー選手と契約合意しており、
支払われた契約金(460万ドル)は全額返金されるものの、マレー選手のドラフト指名権はそのまま残り、
補充のドラフト指名権を受け取ることはできないため、マレー選手がMLBに戻ってくるのを待たなければならなくなるのだ。
ただ現時点ではQBとしては身長が低い(178センチ)マレー選手がNFLから確実にドラフト指名を受けるのか、
また指名されたチームからNFL専念を求められるのか等々、あまりにも不確定要素が多すぎる。またNFLとMLBの二刀流ができる可能性も決してゼロというわけではない。
個人的には久々に2競技の二刀流選手が誕生するのを期待したいところだが、もう少し行方を見守るしかない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kikuchiyoshitaka/20190110-00110733/
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Source: なんJ 高校野球まとめ速報
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