引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1545712428/
日刊ゲンダイDIGITAL 12/25(火)配信
コラム【権藤博の「奔放主義」】
(前略)
私なら、巨人と再契約した上原浩治を抑えに指名する。今季は36試合に登板して0勝5敗、防御率3.63。中継ぎとして試合をひっくり返される場面が少なくなかった。
全盛期の力がなくなったと見る向きもあるが、今季の成績が振るわなかったのは、今年の巨人ベンチの使い方にも原因があると思っている。
日米でストッパーを務めた上原には、その実績にふさわしい役割というのがある。
例えば、相手にリードを許している展開で中継ぎのマウンドに上がっても、彼の「格」は生きない。相手に「なんだ、こんな場面で出てくる投手か」と見下ろされ、それだけで精神的にハンディを背負う。
本人は役割に関係なく全力投球するだろうが、やはりしびれるような場面とそうでない場面では、ボールの勢いもキレも変わる。それが、投手というものだ。
140キロに満たない真っすぐでも、上原の制球力とフォーク、あまたの修羅場をくぐり抜けてきた投球術があれば、十分に抑えが務まる。
厳しい場面になればなるほど、上原の凄みが増すと思う。任せてみて、ダメだったときには中継ぎに配置転換するのではなく、これが限界と潔くユニホームを脱いでもらう。
そういう覚悟を持たせることでまた、上原の経験が光り輝くと思うのだが、原監督、どうだろう。
(権藤博/野球評論家)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/244213
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Source: なんJ PRIDE
【悲報】権藤博「私なら巨人の抑えは上原」