引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1540765779/
「選手間の結束が強くて絆があるチームでした。巨人では、負けたり打てなかったりすると批判をたくさん浴びることになるので、自然と仲間とのつながりが強くなっていくんです」
──そうして長らく活躍された巨人から、2015年シーズンの途中にトレードで日本ハムへと移籍します。日本ハムの印象はいかがでしたか?
「『巨人とは真逆のチームだな』と思いました。控え選手だった僕を、栗山(英樹)監督やコーチたちは『頼むぞ! 任せたぞ!』と迎えてくれたんです。
野球に取り組む姿勢を若い選手に見せてほしいという意味もあって、ですけどね。いい意味で実力主義の巨人では、なかなかスタメンになれない“反骨心“で野球をやっていたので、逆に力んでしまうというか……
皆さんの期待に応えるためにいろいろ無理をしたというか、移籍して2年くらいは悩んでいました」
「試合中に、ある選手が送りバントを決めてベンチに戻ってきた際、『なんでバントなんだよ』と言ったときには目玉が飛び出るくらい驚きましたね。
その選手は相手投手との対戦打率がよかったですし、もちろんジョークで首脳陣の方々が咎めることもありませんが、それは巨人とはまったく違う“選手のメンタルコントロール“の方法でした。
また、2軍から1軍に上がったばかりの選手が、ノーヒットに終わった試合後に『明日がある!』と発言したのにも戸惑いました。でもそれは、日本ハムがある程度長く選手にチャンスを与えてくれる球団なため、次に向けて気持ちを切り替えていたということなのかなと。
巨人なら早い段階で2軍に戻されますが、それが選手たちに緊張感をもたらしてくれるので、どちらが正しいというわけではありません。そういった球団のスタンスの違いを感じる日々でしたね」
「今年のキャンプで初めてみたときに、肘や腕の使い方が柔らかく、軸足に体重が残ったスイングができることに感心しました。
『子供の頃からホームランをたくさん打っているから、体がわかっているんだなぁ』と思いましたね。
巨人の岡本和真もルーキー時代から見ていますけど、1年目の時点で比べると、圧倒的に清宮の方が上です。
でも、そこからの“伸び“はわからない。岡本が4年目で巨人の四番として活躍するまでに、たくさんの悔しい思いや苦労を乗り越えてきたことが手に取るようにわかります。
清宮も、これから自分自身に厳しく練習をして、球界を代表する打者になれるよう頑張ってほしいです」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181029-00010001-sportiva-base&p=2
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Source: なんJ PRIDE
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