引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1538172804/
みんなにもみくちゃにされて、こっちを探して手を振ってくれて。「俺が打ちたかったわ!」って思ったけど、もうできない。その思いを長野が果たしてくれた。
場内を一周して、右翼席では巨人の時の応援歌、レフトを通る時は横浜時代の応援歌。あのファンファーレ、懐かしかった。最後は三塁で両軍の選手が胴上げしてくれた。最高の気分だったけど、時間がたってまた、心にしみてくると思う。
こんな盛大なセレモニーをしていただけるなんて思ってなかった。巨人にも、そして大事な試合前にそれを受け入れてくれたベイスターズにも感謝しかない。
基本を作ってくれたのはベイスターズ。雑なプレーしかできなかった自分に自信を植えつけてくれた。巨人に移籍する時、ファンに感謝の気持ちを伝えることができなかったのが心残りだったけど、今日、それができて、温かい拍手をいただいて本当にうれしかった。
将棋でいえば4番の阿部さんが王将で、勇人、長野が金銀、飛車角で。その中で自分は何になれるか考えたのを思い出す。
試合前に花束をもらったのは、筒香と岡本だった。ゴウは入ってきた時から柔らかいいい打者だった。カズマは逆に硬さがあって、変化球に苦しんだけど、今年は泳がされても打てている。相当な覚悟で挑んだシーズンだっただろう。
「俺はこうするんだ」という信念だけは、誰に言われても曲げてほしくない。引退する時にそれを胸を張って言える選手になってほしい。今後の野球界をこの2人が引っ張ってほしいとも思う。
この先、どんな人生を送るのかは分からない。でも、BC栃木で過ごした1年は何事にも代え難いものだった。みんなへたくそだけど、必死。選手同士で打撃投手を務め合い、ネットを自分で運んで。忘れていた初心を思い出させてくれた。
これまで応援してくださったスポーツ報知の読者の皆様、ありがとうございました。今日試合を見て、改めて思いました。「野球ってやっぱり楽しい」。皆さんももっともっと野球を愛してください。(村田 修一)
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Source: なんJ PRIDE
村田修一さん、長野サヨナラ弾に「俺が打ちたかったわ!」