1: 名無し 2018/09/05(水) 11:40:54.19 ID:CAP_USER9
しかし毎年のことではあるが、この時期に行われるU18の国際大会における選手選考は疑問が残る点が多い。そこで今回は選考における課題、他に選ぶべき選手についてまとめてみた。
まず、感じる疑問点は、選ばれた選手全員が春・夏の甲子園大会に出場した選手という点だ。
昨年行われたU18のワールドカップでも同様であり、過去を遡っても甲子園出場を逃した選手が選ばれているケースは稀である。
毎年行われるドラフト会議の結果を見れば分かるように、甲子園の出場はあくまでチームの話であり、直前の大会に出場したかどうかと選手の力量は全く別の問題である。
もちろん直前の大会に出場していたということが、プラスに働くこともある。それは試合勘の問題だ。
地方大会で敗れた選手は本格的な実戦から1カ月程度離れることになり、試合の感覚を取り戻すのに時間がかかるという不安要素がある。
今大会でも唯一地方大会で敗退した市川悠太(明徳義塾)は、その感覚を取り戻させる意味もあって、
8月28日の大学ジャパンとの壮行試合では、最も長い3イニングを投げていたが、選抜時に比べるとボールの勢いが感じられなかった。
また、選手のスケジュールを確保するのが難しいという問題もあるだろう。
しかし、こうしたマイナス点を考えても、甲子園未出場選手からも幅広く選考した方がより強い代表チームができることは間違いない。
以前は高校の監督と代表監督を兼任していたが、昨年のワールドカップから「専任監督」を設置するようになり、より多くの選手を視察する機会はあったはずである。
スケジュール確保の問題も、地方大会が終了した時点で候補選手には通達しておくことでクリアすることも可能だろう。
もう一つ気になったのが“ポジション”と“利き手”の偏りである。内野手は5人を選出しているが、サードの中川卓也(大阪桐蔭)以外は全員がショートが本職の選手である。
ショートができれば、セカンドやファーストは簡単にこなせるだろうという考え方もあるかもしれないが、
短期決戦では守備のミスが命取りとなるだけに、最低でもセカンドは本職の選手を1人は選ぶべきではないだろうか。
攻撃面では、左打者偏重の打線が気がかりである。選ばれた10人の野手の内訳は左打者6人、右打者4人と大きな偏りはないように見える。
しかし、投手登録ながら野手も兼任する野尻幸輝(木更津総合)と板川佳矢(横浜)も左打者であり、大学ジャパンとの壮行試合では3番から7番までが左バッターが並んだ。
実際に、この試合では大学ジャパン先発のサウスポー田中誠也(立教大)に翻弄されるシーンが目立った。
左右のバランスを考えすぎるのも問題だが、他にも力のある右打者がいないわけではないため、少し疑問が残るメンバーという印象だ。
そして、最大の問題点は、地方大会、甲子園大会のわずか1カ月の間に1517球もの球数を投じた吉田輝星を選出した点であろう。
国際大会の舞台で、レベルの高い選手とプレーできるということは大きなメリットであることは間違いない。
だが、決勝戦では自ら続投が不可能と判断したほどの疲労がこのわずかな期間に完全に回復するとは考えづらい。
実力的に申し分なく、本人が出場に対して意欲を示していたとしても、将来を考えれば指導者がストップをかけるべきであろう。
以上のことを総合して、今回選考されなかった選手の中で選ぶべきだった選手をポジションごとにピックアップしてみた。
野手に関しては前述した通り不足しているセカンド、右打者を中心としている。また、新チームの公式戦への影響を考えて、全員3年生のみでの選出とした。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-00000014-sasahi-base
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Source: なんJ 高校野球まとめ速報
吉田輝星は選ぶべきではなかった…U18アジア選手権の選考に異議あり