
緊急で柴犬老犬2匹の里親を募集中です!
梅雨明け前なのに、
地面がカラっカラに乾いている湘南地方です。
今日あたり、お湿り…あるかなぁ。
さて、
貫太&タロ兵衛が保護されていたシェルターで一緒にボランティア活動をしていた知人から、
「緊急で柴犬の老犬2匹の里親さんを募集している」との連絡を受けました。
詳しい事は、
現在静岡で保護活動をしている知人のブログ(コチラ)を見ていただきたいのですが、
飼育していた高齢者が施設に入居することになり、
シニアの柴犬2匹が行き場を失っているとのこと。
保護依頼を受けている「わんずふりー」さんは、
基本的に譲渡困難犬(人を噛んでしまう可能性がある犬たち)を受け入れ、
心のケアを行い、保護育成し、譲渡につなげようとしている団体です。
(頭が下がる〜ぅ)
現在わんずフリーさんでは、この問題がないシニア2匹を受け入れる余裕がないとのこと。
そして、譲渡会などでわんずふりーさんと一緒に活動をしている知人のシェルターも、
難病の犬に手がかかるなどの事から、受け入れが難しいようです。
以上の事から、シニアの柴犬2匹を一緒に受け入れてくれる里親さんを
緊急で募集しています。
1匹はタロウ、柴犬、オス、16歳。
体重11kg、去勢済み、フィラリア陰性、足腰もまだ丈夫で、穏やかな性格とのこと。
ただし、胸元を触られるのを嫌がるのでハーネスはNGらしいです。
もう1匹ははなこ、柴犬、メス、10歳。
体重6kg、避妊手術済み、フィラリア陰性、右目白内障。
人懐っこい性格とのこと。
ずっと仲良く暮らしてきたので、2匹一緒に引き受けてもらいたいとのことです。
譲渡条件などは、知人の保護団体のブログでご確認ください。
また、2匹の問合せなどはわんずふりーさんのHPからお願いします。
以上が情報としてお伝えすべき事でしたが、
タロウ君が16歳と聞いて、
思い出しました。
我が家でタロ兵衛を迎えた時のこと。
タロ兵衛も16歳でウチに来たのでした。
ビジュアル的には … 正直 … 誤解を恐れず言わせてもらうと、
「イマイチ」だったタロ兵衛。(タロちゃんゴメン!)
多分緑内障を患っていて、治療を受けなかったために、眼球が膨張した後萎縮、
両目とも陥没していて、目やにだらけ。
左足太腿はかなり浮腫んでいて、歩行のバランスも悪かった。
フィラリアは陽性で、新雑音も酷く、歯石は歯と同じくらいの厚さで蓄積していた。
…とまぁ、こんな有様だったけど、
初めてシェルターに連れて来られた時から、
なぜか私は惹きつけられていました。(いや、マジ、なぜ??)
シェルターが福岡に移転する事が決まった時、
タロ兵衛を引き取りたいと思ったんだけど、
多くの人に反対されました。
我が家には全盲でシニアのミッチーがいたからね。
もちろん貫太もいたし、世話をする私の負担を心配しての反対でした。
でも、どうしても離れ離れになりたくなかった。
こんなジジイと(笑)。
シニア犬を引き取るって、
経験した私だから言っちゃうけど、
「決して楽ではない」。
人間でもそうだけど、年齢を重ねれば重ねるほど、体に不具合は出やすくなるし、
そうなると医療費はバカにならないし、
でも、放っておくわけにもいかないし、
何よりも、せっかく家族になった愛しい相手が苦しい思いをしている姿を見るのは辛い。
だけど、
だけどです、
それ以上に、「生き抜くって素晴らしい!」って感じさせてもらったし、
シニアの達観した姿って言うか、潔さって言うか、全てを受け入れる姿勢って言うか、
そういう「崇高な生の有りよう」みたいなのを見せてもらったって思う。
なので、今は、タロ兵衛には感謝の気持ちしかない。
とはいえ、
晩年のタロ爺の寝ずの番とか、身体的にはしんどかったので、
シニア犬を引き取る場合は、しっかりとした覚悟と、
一人で抱え込まないよう、サポートしてくれる人を確保する事が必要かも知れません。
「終わり良ければすべて良し」って言葉があるように、
これまで辛い出来事があったとしても、最期の時を穏やかに、
愛に包まれて迎える事ができたなら、
犬も猫も幸せだと思うのです。
そして、そのお手伝いができたって事の意味や、喜びは、
後々、じわ〜っと感じられると思います。
よろしければご検討を。
と、真面目に書いたけど、
お空のタロ兵衛、「なに言ってんだ〜ぁ⁈」って笑っていそう。
貫太&あん&まる子は2つのランキングに参加しています。と
をポチッと押して、応援していただけたら嬉しいです。
ありがとうございます♡
Source: 湘南凸凹柴WAN日記
緊急で柴犬老犬2匹の里親を募集中です!

