
シニア犬の介護を終えて思うこと…
今日、9月18日は、
4年前に天寿を全うしたタロ兵衛の命日です。
いつも我が家の犬たちを応援してくださる方が、
素敵なお花を贈ってくださいました。
お友達のピアノの先生は、
「何でも食べて良かったタロちゃんだから、
生どら焼きを送ります」っておっしゃってくださり、
タロ兵衛が好きそうな、クリームたっぷりのどら焼きを頂戴しました。
タロ兵衛、
喜んでいると思います。
タロちゃんと初めて会ったのは、2013年の早春。
シェルターに連れてこられた日に撮った写真です。
この時既に15歳。
全盲で、目は目ヤニだらけ。
左足に血栓があり、腿はパンパンに腫れていました。
突然環境が変わったにも関わらず、
文句を言うでもなく、怖がるでもなく、
ひょうひょうとしたその姿に、
実はわたし、一目惚れ♡
貫太がシェルターにいた頃(2011年)と比べると、
保護していた犬の頭数がだいぶ減っていたので、
ひいきしている犬を散歩に連れ出せる余裕がシェルターにはありました。
で、行く度に私はタロ兵衛を散歩させていました。
そのシェルターが福岡県に移転することが決まり、
どうしてもタロ兵衛と離れたくなかった私は、
夫を必死で説得し、
我が家に迎え入れたのでした。
その時既に16歳。
両目失明、足に血栓、フィラリア陽性、心雑音などなど、
体調面で心配な事も多かったので、
正直、1年位で看取ることになるだろう…と覚悟して引き取ったのですが、
これがまた元気なお爺ちゃんで、
食欲旺盛、
水も自力でガブガブ飲み、(器に顔を沈めて)
散歩で小走りすることさえありました。
そして、ボランティア仲間さん、柴犬仲間さんが集まってくださり、
2018年の2月に、盛大に20歳の誕生日を祝ってもらいました。
その時のスーパーマン衣装のタロ兵衛です。
この7ヶ月後にタロ兵衛を看取る事になりました。
20歳7ヶ月。
大往生!
たくさんの方に応援してもらい、
ヨロヨロになってからの散歩では、
途中ですれ違う方々から、
温かい励ましの言葉を何度も頂戴しました。
それでも、お別れしてからは寂しくて、悲しくて、
決して楽ではなかった最後の数ヶ月の介護生活だったけど、
「もっともっとお世話したかった…」って思いました。
スーパーでいつもタロ兵衛に買っていた、大好きなクリームパンを見ると、
何ヶ月経っても涙が出てしまい、出先で焦った事もありました。
そして今、ミッチーとタロ兵衛という、
2匹の高齢犬の介護ができた事のありがたさを、
身にしみて感じています。
あの時は、「こんな生活がいつまで続くんだろう…」と思った事もあったけど、
高齢になるまで一緒にいられたことこそ幸せなのだと。
いや、それにしても、20歳7ヶ月とは…
あっぱれなタロ兵衛でした。
タロちゃんを想いながら、お裾分けのどら焼きを美味しくいただきました。
今、シニア犬、シニア猫の介護真っ只中の方、
日々大変な事もあるでしょうが、
そんな日々のありがたさをしみじみ感じる日がいつか訪れます。
なので、今をどうぞ大切になさってください。
あ、まる子は人間の物は一切食べませ〜ん good!
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Source: 湘南凸凹柴WAN日記
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