
お伝えします「あんの最期の時」を…
このブログを通じて、
我が家の犬たちを温かく見守ってくださったみなさま、
本当にありがとうございます。
あんを看取って10日余り…
お天気が悪かったせいもあって、私の心は悲しみの底なし沼に沈んでいました。
でも、日々、みなさまから温かいコメント、メッセージ、メール、ラインを頂戴し、
切なくも嬉しい涙を流すたびに、凍りついていた自分の心が、
少しずつ溶けていくのを感じました。
そして、一昨日、朝から青空が広がって、
母屋のピンク色のツツジが一斉に花開き、
これまで見ることさえできなかった、
生前のあんの写真を見る事ができました。(泣いたけど…)
今日は、
あんが保田動物病院を退院した4月10日から、
息を引き取った13日までの様子を、
お伝えしようと思います。
それは、ショックと悲しみの中にあって、記憶が薄れてきたり、
事実とは少し違って覚えておこうとする自分を感じ、
ちゃんと事実を記録として残しておきたいって思ったから。
そして、何よりも、これまでずっとあんを見守ってくださった読者のみなさまに、
あんがどう生き抜いたのか、どう最期を迎えたのかを、
お伝えすべきと考えたからです。
「知りたくない」、「今は読みたくない」と思われる方は、
どうか以下の記事はスルーしてください。
ただ、あんらしい最期だった事はお伝えしておきます。
4月10日、
CT検査のための全身麻酔から目覚めたあんを、
夕方病院に迎えに行きました。
5時ごろ帰宅。
点滴は受けていたとはいえ、
ステロイドも使っていたのでしょう、喉が乾いたようで、
大好きな犬用の水、ペットスエットをたっぷり飲みました。
食欲は相変わらずなし。
でも、自力で部屋の中を動き回る事はでき、
リビングのベッドに自ら入り、夜はここで寝ていました。
私は、このベッドの隣のソファーで寝ながら、
一晩中あんの様子を観察。
時々起きては寝返りを打ったり、水を飲みに行ったりしていました。
そして、4月11日の朝を無事迎えたのです。
闘病中でも、やっぱり可愛い♡あんです。(親バカ炸裂!)
目力は弱かったものの、
呼吸も正常で、自分で水を飲みにいく力も残っていたのです。
朝イチで掛かりつけの動物病院に連れて行き、
点滴治療を受けました。
その甲斐あってか、11日は比較的安定していて、
「もしかしたら、家に帰った安心感で、エネルギーが増し、
薬が効き始めて、良くなるんじゃないか…」なんて思ったほど。
貫太兄さんも、
心配そうに付き添ってくれていました。
翌12日。
掛かりつけの病院は朝1時間だけの予約診療の日。
待ち時間ゼロで診てもらいました。
次の日の予約も入れていただいて帰宅。
ところが、夜になって、あんの顔つきが変わりました。
これまでは「あたしは大丈夫!」って顔だったのに、
「助けて…」と言っているようでした。
呼吸は正常。でも、夜中になっても目は開いたまま、
じっと私を見つめ続ける。
ただならぬ気配を感じ、
夫が夜中の1時過ぎまで付き添い、
2時間ほど仮眠した私が(ほとんど寝られなかったけど)、
その後一晩中あんの頭を撫でながら、
呪文のように「あんは可愛いね♡あんは可愛いね♡」と言い続け、
添い寝をしました。
13日の朝になって、
時々目をつぶるようになってきたあん。
前日は、嫌がって逃げてしまうので使わなかった高濃度酸素のチューブを、
夫が口元に設置したところ、
穏やかな寝息をたてて寝始めました。
荒い息ではなく、
す〜、す〜っと、昼寝をしているような呼吸でした。
あんとのツーショット写真が少なかったので、
夫に頼んで撮ってもらった抱きつき写真です。
13日午前10時。
夫は、お義父さんのお昼を買いに行こうとしていました。
その時、あんに異変が!
全身の痙攣です。
ミッチーの最期がそうだったので、私は「あんが逝く!」と思いました。
「あん、ありがとう!逝っていいよ。」と声をかけました。
短い痙攣を3回ほど繰り返し、
あんは持ち直しました。強いコです。
夫に、「買い物に行っていいよ。あんは私が見届けるから。」と伝え、
夫は急いで義父のお昼を買いに行きました。
11時に夫が戻り、「じゃあオヤジにお昼を出してくる」と言ったその時、
再びあんが痙攣を起こし、
2度目の痙攣直後に呼吸が止まりました。
夫も、私も、貫太もその時を見守り、
体を撫でてやりながら、
あんを送り出しました。
夫が帰るのを待って逝ったあんです。
静かに、眠るように…とはいきませんでした。
ミッチーやタロ爺と同じように、最後の瞬間は体が突っ張り、
目を見開いて、苦しそうな息を1回したのが最後でした。
でも、苦しかった時間はトータルしても10分足らず。
最後の朝は、ほとんどす〜す〜と息をしながら過ごしていました。
湘南の桜と共に、可愛く咲いて、パッと散っていきました。
「ありがと。じゃあ、行くわ!」って感じの、
本当にあんらしい最期でした。
あんを愛し、応援し、温かく見守っていただき、
読者の皆さまには心から感謝です。
ありがとうございました。
あんの写真は何とか見る事ができるようになりましたが、
動画はまだ無理。
YouTubeをご視聴いただいている方々へのご報告には、もう少し時間が必要です。
また、生前のあんについて、ブログでもまだまだお伝えしたいことがあります。
自分の心と相談しながら、少しずつお伝えできたらと思っています。
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Source: 湘南凸凹柴WAN日記
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