
貫太の歯の治療についてお話しします
ソメイヨシノより早く咲いていた、
若干白っぽい桜です。
おととい、貫太と散歩がてら見に行きました。
おかげさまで、貫太のメンタルはほぼ以前の状態に戻りました。
ごはんも、オヤツもしっかり食べて、
薬も飲めて、
朝の散歩ではウンチもしたそうです。
私の気持ちも落ち着いてきたので、
今回の貫太の歯の治療について、少し詳しくお伝えしようと思います。
先週の金曜日、トリマーさんに教えていただいたCOONO VET CLINICさんに
予約を入れて伺いました。
去年の夏開業した、
ペットの歯科を得意とする動物病院です。
初めての場所でしたが、貫太は病院だってすぐわかったみたい。
歯を中心に診てもらい、
レントゲンを撮って、
検査結果をもとに、どう治療するかを30分以上かけてじっくり先生と話し合いました。
夫と私が第一に考え、お願いしたのは、
この先の貫太の生活のクオリティーを最優先し、
① 治る見込みがないのに痛む歯は抜いてもらうこと、
② 再び麻酔をかけて抜歯しなければならなくなる可能性の高い歯は抜くこと、
でした。
そして、麻酔をかけた段階で先生が詳しく状態を調べ、
残せると判断したら残し、残さない方がいいと判断したら抜いていただくことにしました。
診察後の貫太です。
この日、痛いことはされなかったけど、
顔が引きつっていますね。
そして、3日後の手術当日。
この日の事は22日の記事に書きましたが(コチラ)、
病院前では、思ったほど怖がっていませんでした。
さて、
実際の治療内容です。
結局、大小合わせて13本の歯を抜きました。
以下の表は、麻酔下で詳しく歯の状態を調べたその結果です。
上の2段は、上の歯の動揺度と歯周ポケットの深さを記したもの。
下の2段は、下の歯の動揺度と歯周ポケットの深さです。
動揺度が2を超えると抜歯レベル。
動揺度と歯周ポケットの深さを勘案して、抜いた歯の合計が13本でした。
予定の9本より4本多くなったのは、
歯石を取り除いたことで揺れが大きくなった歯があったからでした。
一方で、食べ物を噛むのに必要な歯で、
残せそうな歯を温存するための高度な治療もしてくださいました。
例えば、大きな歯で、2つある歯根の片方の状態が悪く(歯周ポケットが13ミリ)、
片方はそれほどでもなかった歯は、
2つに切断し、悪い方を抜いて、残した方には神経を残す処置を施しました。
抜歯後の歯茎に開いた大きな穴を塞ぐため、
歯根膜をはがし、歯茎の肉(?)で穴を覆って縫合といった、
私には想像もつかない処置をしてくださいました。
術後、全ての処置について、写真を見ながら説明を受けたのですが、
余りの数の多さと、難しそうな処置に私の頭がついていけず、
ただただ、「先生…ご苦労をおかけしました…」という気持ちで聞いていました。
実際、かかった時間は4時間半で、先生がこれまで行った手術の中で、
貫太が一番長かったそうです。(先生、お疲れさま〜)
それほどの状態にしてしまったことが、あらためて悔やまれます。
その他、過形成(歯茎が炎症で盛り上がっている)部分は全て切除し、
縫合されました。
盛り上がりを放置すると、歯周ポケットが深くなり、歯周病が悪化するからです。
以上が、貫太が受けた歯科手術の概要です。
説明が終了したら、先生が、「貫太君、よく頑張りました。(←頑張ったのは先生!)
待合室にいると思うので、どうぞ会ってください。」とおっしゃいました。
ドアを開けると、スタッフの女性と待合室を歩く貫太が…
名前を呼んで、思わず駆け寄り、頭を撫でました。
麻酔の影響で、まだ少しフラつく足取りでしたが、
オシッコもさせたいので、ゆっくり歩いて帰りました。(徒歩10分の距離です)
家に戻ってもしばらくぼ〜っとしていました。
ヨタヨタ歩く姿と、ぼ〜っとした顔つきが、
なんとなくタロ兵衛を彷彿させました。
そして、おとといの記事で書いたように、
翌日は、咲いていた桜を眺めながら、
昼間に散歩をして、
気持ちが晴れたのか、切り替わったのか、
食欲が復活し、
薬も飲めるようになりました。
術後2日目には、かつてのようなヘソ天くねくねも
縫合に使われている糸の部分が痒いようで、
時々口を手で掻くような素振りもありますが、
ごはんもこぼさず食べることができ、
水も普通に飲め、
お昼寝も普段通りできています。
歯科治療に関して、
もう少し補足があるのですが、
長くなったので、また別の記事で書きたいと思います。
貫太への応援、本当に、本当に、ありがとうございました
よろしくお願いします。
にほんブログ村
貫太&あんは2つのランキングに参加しています。と
をポチッと押して、応援していただけたら嬉しいです。
ありがとうございます♡
Source: 湘南凸凹柴WAN日記
貫太の歯の治療についてお話しします

