
絶対に大丈夫!前庭疾患からの復活の道③ 一番辛かった時間
かぼちゃんの様子が
おかしいことを
銀ちゃんは
気になっているようでした。
目は虚ろだし
顔が上がらないし。
発症から7時間で
全身から力が
抜けてしまいました。
頭を手のひらで
支えてあげると
ホッとしたような
表情になります。
かぼちゃんが
だんだんと
弱っていく姿を
見ているのは
せつなくて
悲しくて
我慢しようと
思っても
涙がほろりと
こぼれてしまいます。
大丈夫だよ
大丈夫だよと、
自分に
言い聞かせるように
かぼちゃんに
声をかけ続けました。
かぼちゃんの隣に
布団を敷いて
一晩中
ナデナデしました。
ちょっとでも
手を止めると
かぼちゃんは
グルグルの沼の底に
落ちて
しまいますから。
私の声と
手の温もりだけが
かぼちゃんの
救いなんだって思うと、
悲しみの
向こうから
柔らかくて温かい
感情が
湧いてきました。
続きを読む
Source: かぼすちゃんとおさんぼ
絶対に大丈夫!前庭疾患からの復活の道③ 一番辛かった時間
