死んだと思われてた猫が帰ってきた話
1: ほんわか名無しさん 2020/05/12(火) 09:52:36.39 0.net
今から多分2年くらい前に死んだと思われてた猫が帰ってきた。
2: ほんわか名無しさん 2020/05/12(火) 09:56:54.75 0.net
我が家でとらちゃんと呼ばれているその猫に出会ったのは、今から8年前
私が10歳の時だった。
私が10歳の時だった。
私の家には洗濯物が濡れないようにガラス張りの洗濯物干場があった。
春になるとそこはポカポカ太陽をいい感じに取り込む温室のようになった。
気持ちのいい場所なので今までも色々な猫が寝に来ては、人間に気づかれて逃げる
というのを繰り返していた。
3: ほんわか名無しさん 2020/05/12(火) 10:05:11.26 0.net
ある日学校から帰ってくると物干し場にふわふわの毛玉が見えた。
私は「にゃんこがきたんだ!」と思って覗いた。
これまでの猫と同じように、その茶トラ猫も私に気づいて一目散に逃げるんだろうと
思っていたけど、なんともゆっくりとした動きで、私が覗いている方と反対側のガラス戸が
閉まっているのを確認しただけだった。
私は咄嗟に「これは猫を観察するチャンスだ!」と思い。
猫が入ってきたガラス戸――私が猫を覗いていた戸をガラガラと閉めた。
私は「にゃんこがきたんだ!」と思って覗いた。
これまでの猫と同じように、その茶トラ猫も私に気づいて一目散に逃げるんだろうと
思っていたけど、なんともゆっくりとした動きで、私が覗いている方と反対側のガラス戸が
閉まっているのを確認しただけだった。
私は咄嗟に「これは猫を観察するチャンスだ!」と思い。
猫が入ってきたガラス戸――私が猫を覗いていた戸をガラガラと閉めた。
その時猫は振り返りちょっとびっくりしたような顔をした。
そして、声は聞こえなかったけど「にゃー」と鳴き、ピンク色の肉球をガラス戸に押し付けた。
私が物干し場の周りを歩くと、猫はそれに合わせて内側から着いてきた。
結構必死にないていたので、可哀想になってガラス戸を開けてやった。
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Source: ねこメモ
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