感想 ・ 芍薬の花と共に…
1週間前に、
JAの市場で買って来た芍薬です。

買った時は蕾でしたが、
水切りして花瓶に挿したら、
翌日から開花♡

ゴージャスな花と、
爽やかな甘い香り…
「立てば芍薬…」と例えられる通り、
本当に美しい花です。

“あんと芍薬写真”を撮りたかったけど、
花びらを噛まれるのが嫌だったので、
届かない所に置いてパチリ![]()

さて、
昨日の「花子と先生の18年」を見ての感想ですが…
ま、正直言って、私の感想なんてどうでもいいかなぁって思うのです。
見た方それぞれに、心に残った言葉やシーンがあったでしょうし、
ボランティア活動に対する考え方も人それぞれだし。

でも、思ったことを語りたい気持ちも少々あるので、
私の独り言にお付き合いいただけたら…と思って書きます。
先ず、見てない方、見られない方にお伝えしたいのは、
花子ちゃんが可哀想で泣ける…というシーンは一切なかったということ。
私個人の感想ですけど。
精一杯幸せに生きた犬が、大好きな人たちに囲まれて、
穏やかな時間が静かに流れていました。
最期の瞬間は、花子ちゃんが「体を突っ張って逝った」って太田先生はおっしゃっていたので、
その一瞬は苦しかったのかもしれませんが、
18歳の高齢犬なのに、意識もあって、目も開いていて、体もふっくらしていて、
「先生はそろそろって言うけど、本当にお別れが近いの?」って思っちゃいました。
ミッチーも、タロ兵衛も、息を引き取る直前はかなり細くなっていましたから…

飼い主が獣医さんだなんて…
花子ちゃん、羨ましすぎる〜。
ミッチーに残された日々が余りないと悟った時、
私は、「ああ、自分が獣医だったら、今して欲しい事を家でしてやれるのに…」って何度も思いました。
太田先生は、「動物は延命を望んでいるのではなく、
飼い主さんと楽しく一緒にいる事を望んでいる」という趣旨の事を言っていました。
別れが近づいている時に、飼い主としては悩みますよね。
1日でも長く一緒にいたいと思うのは、自分のエゴなのか?って。
治す事ができない場合、どうしてやるのがそのコにとって一番いいのか…
簡単には結論が出せません。
ミッチーの最期の時のこと…思い出して、涙が出ました。
そして、タロ兵衛を看取った時の事も思い出し、
胸がキューンとしました。

花子ちゃんを看取ってしばらく経ってからの取材に、
太田先生は、「花子の看護が楽しかった」っておっしゃっていました。
「できればもっと長く看護したかった」とも。
私が一番心に残ったのは、この言葉です。
ミッチーとタロちゃんを介護していた時、真っ只中にいた頃は、
「楽しい」と思ったことはありませんでしたが、
自分なりに工夫し、不器用ながら精一杯愛を注ぎ、
一生懸命世話をしていた時間は、充実していたし、
今思えば、楽しかったのかも知れません。
特にタロ兵衛は、十分長く介護させてくれました(笑)。
今、シニアペットの介護をしている方々に、エールを送りつつ、
「その時間が絆を深め、お別れしてからあなたの心を救ってくれる」って、
お伝えしたいです。

ボランティア活動についても触れたいと思います。
太田先生の活動は、凄すぎて、誰にでも出来ることではないと思います。
前編で、「犬や猫たちを優先しすぎてバツイチ」ってナレーションがありましたが、
奥さんやお子さんがいたら、あそこまで出来るかどうか…
太田先生なら、するかな(笑)。
でも、そこまでではないものの、
私がかつてお手伝いに行っていたシェルターの犬や猫たちに、
格安で処置や治療をしてくださった病院があったし、
ななこ(現在妹が飼っている元野良猫)が大ケガをして、私が病院に連れて行った時、
飼い猫ではないと知り、手術費を大幅に安くしてくださった先生がいた。
(と言っても、20万円以上かかりました。ははは
)

ボランティアって、
やっぱり自分に余裕がないとできない気がします。
それと、(犬や猫たちの保護活動以外のことでも)やっていて楽しくなければ、
続かない。
楽しいって言うか…やりがいとか、達成感とか、自己満足感とかがないとね。
出来る時に、出来る人が、出来ることを…です。
犬や猫の保護活動で言えば、実際にお世話をするボランティアだけじゃなく、
余裕のある時に、信頼できる活動団体に出来る範囲で寄付をしたり、
物資を送ったり、メッセージを送るだけでも応援になると思うのです。
そして、今の私がそうなんだけど、
自分が飼っている犬たちを、精一杯愛し、慈しみ、世話をし、
そしていつの日かしっかり看取る。
我が家から飼育放棄犬は絶対に出さない!
迷子にもしない!
地味で簡単なことだけど、大事だって思っています。

大切な事を色々考えさせてもらえた番組でした。
皆さんの感想やご意見、
コメント欄に是非お寄せください。
ミカンタロ&あんは2つのランキングに参加しています。
と
をポチッと押して、応援していただけたら嬉しいです。
ありがとうございます♡
Source: 湘南凸凹柴WAN日記
感想 ・ 芍薬の花と共に…






