日本代表・長友佑都「テレビをつけると大谷さんばっかり…」
2024年3月19日サッカー日本代表は18日、北朝鮮との26年W杯アジア2次予選2試合(21、26日)へ向けた合宿を千葉市内でスタートさせた。1年4カ月ぶりに復帰したDF長友佑都(37=FC東京)が、8強に終わったアジア杯から立て直しを図るチームに初日から元気を注入。ホームの北朝鮮戦と同じ21日に韓国で試合を行うドジャースの大谷翔平投手(29)にも負けない強烈なインパクトを残すことを誓った。また、今夏のパリ五輪出場を目指すU―23日本代表は京都市内で合宿を開始した。
日本人初の5大会連続W杯出場へ、長友が元気にリスタートの第一歩を踏み出した。午後4時半過ぎ。GKを含めた7選手で行われたピッチでの練習では、ジョグの先頭に立つなど約50分間のメニューで常に存在感を発揮。この日は午前5時前に起床したといい「細胞たちがうずき始めていた。いったん落ち着けと細胞たちに言ったんですけど、そのくらい楽しくて仕方ない」と振り返った。
アジア杯8強で涙をのんだ代表にエネルギーを注入する。ドーハで苦戦するチームを外から見ていて「元気や覇気がなかった」と感じた。練習では一番声を張り上げるだけではなく、東福岡高の後輩・毎熊をいじるなど場を盛り上げた。「若い選手は僕の熱に引いているところはあった」と自虐気味に振り返りつつ「1人元気なやつがいたら伝染してく。そういう存在で常にありたい」と話した。
37歳にとって記録ずくめの2戦になりそうだ。この日室内調整の伊藤に代わり左サイドバックで先発の可能性もある21日の試合に出場すれば日本代表歴代4位、フィールドプレーヤー(FP)では歴代3位の年長記録。W杯予選では43試合の最多出場を誇る吉田麻也にも並ぶ。「5回目のW杯に行くことは決めている。偉そうに言ったら叩かれるが、それもエネルギーにして頑張りたい」と意気込む。
「テレビをつけると大谷さんばっかり。サッカーも盛り上げないと」。21日のホーム北朝鮮戦とほぼ同時刻に試合を行うドジャース大谷にも対抗心を燃やす。「代表が結果を出せるように、自分自身も存在を示せるように頑張りたい」。熱い男が打倒・北朝鮮のキーマンになる。
https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2024/03/19/kiji/20240318s00002014770000c.html
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Source: SAMURAI Footballers
日本代表・長友佑都「テレビをつけると大谷さんばっかり…」