なでしこに敗れ五輪出場逃した北朝鮮代表の悲哀…チームに厳罰が下される可能性
2024年2月29日五輪切符をかけた最終決戦は、試合前から異様な雰囲気が漂った。アウェーゴール裏には3000人超の北朝鮮応援団が集結。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の呼びかけにより、朝鮮学校の生徒らを中心に動員された。試合の約2時間前には集まって巨大な国旗を掲げ、試合が始まると一糸乱れぬ応援で大きな声援を送った。
しかし奮闘むなしく敗戦が決まると、選手は悲壮な表情を浮かべて落胆。試合後の会見では、リ・ユイル監督が号泣しながら敗戦を〝ざんげ〟した。会見の最後に朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」から「日本各地で同胞たちが熱い応援を送っていた。同胞たちに一言お願いします」との質問を受けた。
するとリ監督は、約30秒間おえつしながら涙を流し、言葉を詰まらせる。ようやく話し始めると「日本全国から私どもに声援を送ってくださいました同胞のサポーターの皆さまに、良い結果を出せず申し訳ない気持ちでいっぱいです」と異例の謝罪。「これから良いプレー、良い試合を見せられるように努力していきたいと思います」と悲痛な表情で言葉を絞り出し、その様子を見届けた北朝鮮メディアからは拍手が起こった。
今後気になるのは、大一番で敗れた北朝鮮チームの動向だ。スポーツの国際大会で北朝鮮チームが来日するのは約5年ぶりで、この日の熱烈な応援からもうかがえるように本国でも大きな注目を集めた。にもかかわらず、五輪出場を逃した責任はあまりにも大きい。
北朝鮮事情に詳しい関係者は「北朝鮮ではサッカーへの関心が非常に高く、指導部も国をアピールする機会として考えている」と指摘。金正恩総書記らが国威発揚のため勝利を厳命している実情がある。そうした重要な試合で「韓国や日本などに負けると、厳しい処罰を受ける」。過去にはサッカー選手が強制収容所へ送られたケースも実際にあり、今回も試合の注目度や重要性を踏まえると〝厳罰〟が下されてもおかしくない。
3月には、今度は男子の森保ジャパンが、2026年北中米W杯アジア2次予選で北朝鮮と2連戦(同21日=国立、同26日=平壌)に臨む。女子チームの処遇は、男子チームにも少なからず影響を与える可能性があり、気がかりだ。今回の一戦で北朝鮮チームは正々堂々と熱戦を演じ、日本のサポーターからも温かい拍手が送られた。選手たちの身の安全を願うばかりだ。
2/29(木) 7:56 東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/65319ed29ba10c4f38eb4b1a3e0ffb6fd0ddfb72
審判があれじゃー
流石に勝てないよな
日本人の俺からみてても気の毒だった
試合は負けたけど勝負で日本には勝ってたのだから
堂々と帰国して欲しい
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Source: SAMURAI Footballers
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