城彰二が衝撃を受けた“内紛事件”を告白!
2022年5月6日1999年1月に横浜F・マリノスからラ・リーガのバジャドリーにレンタル移籍をした城氏は、半年間レギュラーとしてプレーし、15試合に出場して2得点。まずまずの評価を受けた。
その時、指揮を執っていたグレゴリオ・マンサーノ監督について、城氏は「心理学の学士号を持っていて、選手に対して論理的に話したり、感情的に話したり、バランスを取るのが上手いという評判の監督だった」と回想。優しい口調で話し、心を掴むのが上手い指揮官だったが、城氏が加入して間もない頃に、「一度選手が爆発した」ことがあったという。
「やり方とか、言い方とかに不満を抱える選手が出てきちゃって。監督の言うことを選手はよく聞いていたんだけど、聞きすぎて自分たちのプレーができず、ギクシャクしてしまっていた」
そんな状況のなか、練習前のロッカールームで“事件”が起きたという。
「サブのリチャードっていうゴールキーパーだったかな。(監督に)カチンときちゃったみたいで『なんだよ』みたいになって。マンサーノがスペイン語で何か言ったら、ほかの選手も怒り出して、『ふざんけな』みたいな感じになった。マンサーノを袋叩きにするぐらいの勢いで、スタッフがみんな来て、落ち着けと…」
何とか事態は収まり、その場でミーティングが開かれた。スペイン人指揮官は、穏やかな口調で、「みんなの言っていることも分かるけど、俺が舵取りをするから、俺の指示に従ってくれ。それを信じてほしい。ストレスや要求があればいま言ってくれ」と話したそうだ。
「あちこちから、『あれが嫌だ』とか出てきちゃって。俺たちは、こんなんじゃ付いていけない、みたいになって。2時間ぐらい話した。監督は『そうかそうか』とメモしながら、ずっと一人ひとりの選手の話を聞いていた」
そして、ミーティング後に練習することになった。城氏は「もうやんねーよ、みたいになるかと思ったら、パッと切り替わって。ボール回しにマンサーノを呼んで、『監督やろうぜ』って。コイツら頭大丈夫か。あんだけ揉めたのに、ケロって変わっちゃって」と回想した。
「日本人だと直接言えず、我慢して陰で言う人が多いけど、直接本気で言い合って理解したから、もう一切引きずらない。それが分からなかったから、『コイツら頭おかしいんじゃないか』と思った」
まだ、そうしたスペインの文化を理解する前だったため、小さくない衝撃を受けたようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cccfa5fb5d622c16f218f475e9988d7ebe81eef
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1651835110
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Source: SAMURAI Footballers
城彰二が衝撃を受けた“内紛事件”を告白!