"肘打ち"レアンドロは「1試合出場停止では足りない」！？

　名古屋グランパスのDF中谷進之介が試合後、自身への肘打ちで退場処分となったFC東京のFWレアンドロに厳しい罰則を求めた。

　1-1で迎えた後半35分、中谷は自陣から縦パスを出そうとした際に、アフター気味にプレッシャーをかけてきたレアンドロの肘打ちを顔面に受けた。主審はすでに次のプレーを見ていたが、ビデオ・アシスタント・レフェリーの介入を受け、ピッチ脇モニターでオンフィールド・レビューを実施。レアンドロには一発退場処分が下された。

　レアンドロは昨年10月10日に行われたG大阪戦でも、プレーとは関係ない場面で相手選手に肘打ちなどの行為を犯し、3試合の出場停止処分が下されていた。また昨年11月の名古屋戦でも処分こそなかったが、MF稲垣祥が肘打ちを受けており、ネット上などで議論を呼んでいた。

　左のこめかみ辺りに絆創膏を貼ってオンライン取材に出席した中谷は「レフェリーがしっかり見てくれたのであれだったが、去年から何度もやられているし、選手はわかっている」と厳しい口調でレアンドロの行為に言及した。

　その上で「やられた僕からすると、選手を守ってほしい」とJリーグに対応を要請。「1回目だったら仕方ないというのもあるけど、去年も3試合出場停止を食らっていて、それで今年ですから、1試合出場停止では足りないかなと思う。しっかりやってほしい」と厳罰を求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a29c1d37b719903301c411674ce98d220f7c203