【ビーチサッカー】<日本代表>W杯決勝で2‐5の敗戦、悲願の初優勝ならず…ベスト4の壁を破り、開催国ロシアを相手に奮闘
2021年8月30日現地時間8月29日にモスクワで行なわれた2021年ビーチサッカー・ワールドカップの決勝で、初めてファイナルに進出した日本代表が、悲願の初優勝を懸けて開催国のロシアと対戦した。
そのロシアと同居したグループステージ(A組)を2勝1敗の2位で通過した日本は、準々決勝でB組1位のタヒチを、延長戦にもつれこむ激闘の末に5‐4で撃破。2大会連続で進んだ準決勝ではセネガルに5‐2で快勝し、ついに決勝の舞台に辿り着いた。
2011年、13年と連覇を達成しているロシアは、2年前に行なわれた前回大会の3位決定戦で敗れた因縁の相手であり、今大会のグループステージ第3戦でも1‐7で大敗を喫している強敵だ。
日本は第1ピリオド4分、スローインからダイレクトで打たれたオーバーヘッドで先制を許す。その後は、ホームの大声援を受けて畳み掛けるロシアに押し込まれる展開。再三ピンチを招くが、GK河合雄介のビッグセーブで凌ぐ。
第1ピリオドの終盤には、日本がチャンスを迎えるが、赤熊卓弥や選手兼監督の茂怜羅オズのシュートは敵のブロックに阻まれる。
日本が追いついたのは、第2ピリオドの開始直後だった。キックオフを務めた赤熊が、茂怜羅が浮かした折り返しをオーバーヘッドで叩き込み、豪快にネットを揺らした。
しかし、その直後にファウルを与えると、FKを直接決められ、瞬く間に失点。さらに、第2ピリオド4分にも強烈なFKで被弾し、リードを広げられる。
その直後にPKを獲得した日本は、ファウルを受けた赤熊が自らきっちり決める。この赤熊の今大会10点目で1点差に追い上げるも、同8分にミドルシュートを叩き込まれ、再び突き放される。
最後の第3ピリオド3分、日本はGKの城田がロングシュートを放つが、敵GKの好守に阻まれる。同6分の赤熊のオーバーヘッドもロシアの牙城を破れない。
最後まで必死に攻め込んだ日本だが、同10分に5点目を許し、万事休した。試合はこのまま2‐5で終了。初優勝の夢は叶わなかったが、ベスト4の壁を破り、開催国を相手に奮闘した日本代表の戦いぶりは見事だった。
サッカーダイジェスト 8/30(月) 2:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b6c8165f194fe81b5150a71ed0b5bd424e47de
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Source: samuraigoal
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