原口元気に移籍の噂…なお、移籍しても2部残留になりそう…
2021年3月18日ドイツ2部ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気に関して、移籍の噂が広がっている。
ドイツのサッカー専門メディア『LIGAINSIDER』によれば、原口は今年6月の契約満了のタイミングでハノーファーを退団し、移籍を考えているという。原口は今季ハノーファーの主軸としてドイツ2部リーグの全24試合にスタメン出場し、5得点6アシストという成績を残している。アシストはチーム最多タイだ。
移籍先の候補としてまず名前が上がっているのは、シャルケだ。シャルケはかつて内田篤人も所属し、チャンピオンズ・リーグ8強進出や7度のリーグ優勝などを誇る名門。しかし、近年は成績を落とし、現在は上位に11ポイント差をつけられて1部リーグの最下位に沈む。三度の監督交代や冬の補強の成果も出ておらず、降格濃厚と見られている。
続いて名前が挙がったのが、ケルンだ。同メディアは、1月にもケルンの原口への関心を報じている。背景にあるのは、ハノーファーのSDとして原口を獲得したホルスト・ヘルツ氏の存在だ。同氏が現在はケルンのSDを務めているということもあって、原口に興味を示しているという。ケルンには以前、奥寺康彦や長澤和輝、大迫勇也らが所属しており、1980年代にはリーグ、カップの二冠を果たすなど、古豪として知られている。現在は1部14位で、かろうじて降格圏からは脱出したものの、1ポイントの間に4チームがひしめく残留争いの真っ最中だ。
他にも候補として、1部昇格へ良い位置につけているハンブルクやボーフム、古巣のデュッセルドルフの名前も挙げられている。
1月時点では、原口はクラブが1部昇格できた時のみ契約更新の意向で、ピッチ内外両方の理由で残留が第一希望だと伝えられた。しかし、現在は残り10試合で昇格ラインと11ポイント差の8位となっており、昇格の見込みは薄い。ハノーファーの指揮官ケナン・コジャクは、原口について「これほどよい選手を引き止めるのは当然難しいと、我々はわかっている」とコメントしており、退団を示唆している。
原口が来季をどこで迎えるかは依然として不透明だが、少なくともハノーファー退団は濃厚なようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/23ec31e3881f208eb095db774560efa74a8fdc73
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Source: SAMURAI Footballers
原口元気に移籍の噂…なお、移籍しても2部残留になりそう…