フランクフルトMF長谷部誠、日本代表復帰の意思なし「身を引かせていただいた人間」

　ブンデスリーガ主催のメディアデジタルビジットが１７日に行われ、オンライン取材に応じたフランクフルトの元日本代表ＭＦ長谷部誠（３７）が、改めて日本代表復帰の意思はないことを明かした。

　８日にフランクフルトとの契約を２０２２年６月末まで延長し、今季も４位と上位を争うフランクフルトのレギュラーとして、高いレベルのプレーを見せる長谷部。前日にはＡＣミランのＦＷイブラヒモビッチ（３９）が５年ぶりにスウェーデン代表復帰するという話題もあったが、１８年ロシアＷ杯で代表引退を表明した自身については「僕は（代表から）身を引かせていただいた人間。クラブでのプレーに集中して、長くない残りのサッカー人生を楽しみたいと思います」と話した。

　ブンデスリーガでは現在２番目の年長選手となっている長谷部。Ｊリーグでは同世代のＣ大阪ＦＷ大久保嘉人（３８）が活躍するなどベテランの活躍が目立つが、ドイツでは少ない理由を「ドイツはサッカーをビジネスとしてとらえている部分がある。若い選手を活躍させて売る、というところがある。年齢にはシビアだと思います」と説明。

　加えて日本で活躍するベテランについて「技術的にも高いですし、人間的にも精神的にも強い選手がそろっている。今から僕がＪリーグでプレーできるかと言えば、そんな簡単なものでもない」とも話していた。

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