浦和はJ1で「15年間も成功できていない」 豪州メディアがロドリゲス新体制に注目
2021年3月13日浦和レッズは今季、徳島ヴォルティスを4シーズン率いてJ1昇格に導いたリカルド・ロドリゲス監督を招聘して新たなスタートを切っている。そうしたなかオーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」が、浦和を特集している。
浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を2回制覇した経験があり、2007年大会の優勝監督であるホルガー・オジェック氏はオーストラリア代表を指揮した経験を持つ。元オーストラリア代表DFマシュー・スピラノビッチや、同FWアンドリュー・ナバウトが所属したこともあり、現在は同国の五輪代表主将DFトーマス・デンがプレーする。また浦和に在籍した経験のある元日本代表MF小野伸二が、Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズで活躍したこともあり、知名度の高いクラブになっている。
記事では2006年に初のリーグ優勝を果たしてからの浦和を、「15年間も成功できていない」と指摘。その取り巻く環境を「レッズは巨大なファン層を持つ日本の主要クラブの一つであり、地域の人々とサポーターが常に勝つことを期待しているヨーロッパのトップチームの一つのようだ」としたうえで、2年連続でリーグ戦を二桁順位で終えた近年の低迷に触れている。
「2017年にACLで2度目の優勝を果たしたことは満足のいくものだったが、長年離れているリーグ優勝に代わるものではなかった。近年、特に大槻毅氏(2019年途中から昨季までの前監督)の下でのリーグ戦は酷いものであり、今日では2度目のJリーグタイトルから遠く離れている。最高の成績ではないかもしれないが、2017年は浦和の選手たちがリーグで最高レベルの11人で構成された最後だった」
その浦和にやってきたロドリゲス監督は、「挑戦だと思っている。私はこの種の挑戦が大好きな監督だ」と取材に対して話したとしている。
「誰もが浦和の監督になりたいと思っている。私は浦和の監督になれることを光栄に思う。プレッシャーは感じない。私たちが浦和であることは誰もが知っている。物事を上手くやらなければならず、サポーターに良いサッカーを提供しなければならない。結果に関係なく、試合を終えた時にサポーター全員が誇りを持ってくれることを願っている。私たち自身が楽しんでいないと、人々に私たちの試合を楽しんでもらうことは不可能なので、私は選手たちにサッカーを楽しむように言っている」
DFデンも新監督に期待「全員の意思が統一されるようになれば…」
ロドリゲス監督がやってきてからの浦和は、昨季までよりもマイボールを大事にしたポゼッション重視の方向に舵を切った。昨季開幕前に加入し、現在は負傷からの復帰過程にあるデンも、母国メディアに新監督になってからの変化を好意的に語っている。
「彼がチームに持ち込んだ最大のもの、そして非常に重要なものは、攻撃的な哲学だと思っている。選手たち自身が判断して、イマジネーションや創造性を発揮することを求め、それを褒めている。これは昨年になかったこと。私たちは切り替えの局面とカウンターアタックに酷く依存していた。しかし、今年は本当にポゼッションすることに焦点を当てていて、試合に対するプランや戦術がある。全員の意思が統一されるようになってくれば、私たちは打ち負かすのに難しいチームになる」
浦和はリーグ開幕から3試合を1勝1分1敗で終え、まだゴールのすべてがセットプレーという状況からも、新監督の戦術が完全に機能しているとは言い難い。一方で、確実に変化の兆しはピッチ上に示されている。今季の目標をACL出場権の獲得に定める浦和だが、ロドリゲス監督の下で再びリーグ優勝を果たす日が来ることが期待されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f8192a67d7caf0fa02027ee29dcf1fd912b1882
3/13(土) 7:50配信
https://www.youtube.com/watch?v=LHir5bp6KCA
浦和カモン
https://www.youtube.com/watch?v=4edlzeVRPl8
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Source: samuraigoal
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