森保一監督は、いつ「無能の仮面」を外すのか。巷に渦巻く“監督解任論“の是非を問う

森保一監督は、いつ「無能の仮面」を外すのか。巷に渦巻く“監督解任論“の是非を問う

2020年12月6日 オフ 投稿者: miya7yets
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1: 2020/12/06(日) 13:26:38.23 _USER9
 何の手も打たず、座して死を待ったのか。それとも立ち上がって動いたのに、結果としてうまくいかなかったのか。両者は共に失敗だが、内容は違う。0-2で敗れた11月の国際親善試合、メキシコ戦はどちらだったのか?

 今までの森保監督は、ほぼ前者だった。座して待つ。2019年のアジアカップ決勝、カタール戦は0-2とリードを許すまで、システム起因のずれを修正しなかった。ワールドカップ2次予選、キルギス戦も同様だ。明らかにサイドチェンジを狙われているのに、対応を整理せず、長友佑都の左サイドは苦境に陥り続けた。相手がキルギスでなければ、失点した可能性は高い。

 これらの無采配について、森保監督は“主体性の育成”を理由に挙げてきた。サッカーのピッチでは常に想定外の事態が起こるので、ベンチの顔色を伺うのではなく、選手が自分で判断し、リアルタイムで対応できるように成長しなければいけない。そうした長期的視野から、座して待ち、無能の仮面をかぶり続けた。
 
 その主体性をベースとして、複数のシステムや戦術を使い分けていく。

 問題意識は正しい。過去、日本代表はワールドカップでベスト16に3度たどり着いたが、3度共に敗れた。壁を破れなかった要因は同じだ。一つのチーム、一つの戦い方しか作っていない。というか、それを作るだけで精一杯だった。

 グループリーグはある意味、初戦さえ勝ってしまえば、あとは勢いや流れで乗り切れる。2010年の岡田ジャパン、2018年の西野ジャパンについては、直前の騒動により、チームがどんな戦術にたどり着くのか予測ができず、対戦相手にとっても分析困難なステルス・チームだったことも大きい。

 ところが、3戦を終えれば、相手も分析のサンプルが溜まる。一つの戦い方しかできない日本代表など、あっという間に丸裸にされてしまう。また、ベスト16で相まみえる強豪は総合力も高い。ポゼッション、被ポゼッションなど様々なフェーズで問題を突きつけてきたとき、一つの戦い方しかできないチームでは到底対応し切れない。そうやってロシア・ワールドカップのベルギー戦、2-0から2-3へとひっくり返された、『ロストフの悲劇』は起きた。

(略)

の意味では、メキシコ戦はホッとした。やっと、山が動いたからだ。

 日本優勢の前半が終わった後、メキシコはシステムを4-3-3から4-2-3-1に変更し、戦術を修正した。それに対し、森保監督が交代カードを切ったのは、後半に入った57分。鈴木武蔵と柴崎岳に代え、南野拓実と橋本拳人を投入した。

 珍しく、動きが早い。風向きの変化を感じた。日本は後半序盤もそれほど悪い内容ではなく、押し込む場面も作っていた。0-0でスコアも動いておらず、交代前はさほどのピンチにも陥っていない。にもかかわらず、森保監督は10分も経たないうちに交代を話し合い、動きを見せた。珍しい。

その必然性があるとすれば、やはりメキシコが戦術を変えてきたことだ。柴崎が腿の裏に張りを訴えたという話もあるが、それだけが理由なら柴崎1人を交代させればいいし、ハーフタイムに代えても良い。あのタイミングでの交代は、やはり試合状況によるものだ。

 ハーフタイムのメキシコ側の修正の巧さは、日本で大きな話題になった。ボランチを2枚に増やしたことで、トップ下の鎌田大地が躍動したスペースを消され、日本は起点を失った。相手の修正が的確だったのは間違いない。

 しかし、システムや戦術は、常にメリットとデメリットが表裏一体。メキシコはボランチを2枚に増やしたが、後方の厚みを高めたことで、逆に前線のプレスに行く枚数が5枚から4枚に減った。プレッシャーが減ったために、日本はボールを運びやすくなり、後半の序盤は、柴崎や酒井宏樹がドリブルで持ち運ぶ場面もあった。

 そうやって重心を下げたメキシコに、一気呵成の圧力をかけて襲いかかる。57分の南野と橋本の投入は、積極的な采配だった。山は動いたのだ。しかし、その後は逆にメキシコにペースを持って行かれたので、この采配は失敗。
 
 ただし、冒頭の問いに戻るなら、メキシコ戦の森保監督は何もしなかったわけではない。メキシコの変化を読み取り、いち早く動いたが、うまくいかなかった。今までとの試合とは傾向が違う。「森保監督は何もしていない」は嘘だ。

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/33f9fb2435e08adb7841bcb909332dc504038b4f?page=1
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Source: samuraigoal
森保一監督は、いつ「無能の仮面」を外すのか。巷に渦巻く“監督解任論“の是非を問う

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