「過保護は選手に良くない!いい時は褒め、悪い時はダメと言い切り、本当のことを言うこと」by セルジオ越後
2020年10月4日他のスポーツに目をやると、“ドル箱スポーツ中継”となっているフィギュアスケートは顕著だ。
「中継の解説者も番組のコメンテーターも選手の得意技や魅力を強調します。調子が悪くても『美しいポジションです』などと言うので、実際の採点との乖離がある。人気選手同士を比較して優劣を語ることも御法度です。ある元選手が、そうした比較をしてトップ選手を『芸術面を磨かないと勝てない』と分析して大炎上、抗議が殺到してテレビではほとんど見なくなりました」(フィギュア記者)
力士や協会の不祥事などでワイドショーを騒がせてきた角界は独特だ。
「NHKの大相撲中継は、メイン解説者は元横綱の北の富士勝昭氏と元祖技のデパート・舞の海秀平氏。超辛口で放送コードギリギリの解説をする北の富士を舞の海がうまくフォローするという構図が視聴者に受けています。現役親方も登場しますが相撲協会にとって都合の悪い親方は廃業に追い込まれるため、協会に批判的な解説者はなかなかいません」(相撲協会関係者)
外野にも相撲協会の応援コメンテーターはいる。代表格が“相撲コンシェルジュ”の肩書きで活躍するフリーアナウンサーの横野レイコ氏(58)だ。
2018年の貴乃花親方の退職騒動では情報番組をハシゴして、貴乃花親方に厳しく、相撲協会寄りの発言を繰り返しているとして有名になった。
相撲協会に退職届を提出した貴乃花親方が、その理由として協会からの“圧力”があったとしたことについても、横野氏は番組で「空気で思い込んでいる部分があると思う」と語り、共演者を驚かせていた。世間が求めるからといって、コメンテーターがこれでいいのだろうか。サッカー中継で辛口コメンテーターとして知られるセルジオ越後氏(75)が苦言を呈す。
「選手を褒めたほうが好かれるのはわかります。選手も耳に痛いことを言われたくないんです。でもプロの評論家の仕事は、誰にも媚びず取材をして、いい時は褒め、悪い時はダメと言い切り、本当のことを言うこと。褒めながら怒るのは教育の基本です。営業の成績を上げていないのに社員が褒められる会社は潰れますよね。
歴史あるプロ野球も含めて日本のプロスポーツは世界的な厳しさが足りない。過保護になって本当の実力が伝わらないのは、選手のためにもよくないことです。日本には『言われているうちが華』という言葉があるように、これを手伝ってあげるのが評論家の仕事。選手たちも引退してから“聞いておけばよかった”では遅いからね」
テレビで甘いものばかりが続くと、そろそろ辛いものが欲しくなるか?
※週刊ポスト2020年10月9日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/8620b71c56a91434af9f8920022189b228550779
こいつの現役時代の実績は?
ワールドカップ出たの?
かつて本田さんはボロクソに言われてたけど活躍した試合ではメチャクチャ称賛されてたからな
なんか本田はいつも伊メディアに叩かれてたとかいう人いるけど
それは単に不出来な試合が多かっただけのお話で常に是々非々なだけだったんよね
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Source: SAMURAI Footballers
「過保護は選手に良くない!いい時は褒め、悪い時はダメと言い切り、本当のことを言うこと」by セルジオ越後