「久保建英は全て持っている!シュート以外は…」by スペイン記者
2020年8月3日久保に足りないのはキック。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc13dcbb2d54d19610d1740b2c9ad39b1bc353d8
満面の笑顔で久保建英を絶賛するのは、現在発売中の「ワールドサッカーダイジェスト」で、シーズンのベストプレーヤーを選出するための座談会にも参加しているスペイン紙『AS』のセビージャオフィス責任者、ホセ・アントニオ・エスピナ記者だ。
久保について「すべてを持っている」と語る同記者だが、だからこそ、物足りなさを感じている部分もあるという。
「タケのプレーには人を魅了する力があるし、観ていて楽しい。ここスペインでは、とくに愛されるタイプの選手だ。もちろん、タケがメッシになれるかと訊かれたら、イエスとは言い切れない部分もあるけど、でもタケが今後トップレベルの選手、つまり、ワールドクラスと呼ばれる選手になるには、ある技術をさらに磨く必要がある。シュートだ」
課題はフィニッシュ精度の向上にあり――。そう言い切るエスピナ記者はこう続けた。
「あんなにドリブルが上手くて、何度もゴールに近い位置まで入り込んでいけるのに、シュートが決まらない。そこにたどり着くまでのプレーの一つひとつが本当に素晴らしいだけに、もどかしいんだ。シュートを撃つのはいい。でも大切なのは、ネットを揺らすこと。タケがラ・リーガ1年目の、まだ19歳の選手であることは知っている。ただマドリー戦でも、何度か惜しいシーンがありながら、結局はノーゴールに終わっている。あれを決めていたら……」
いま以上にオファーが殺到していただろう、とエスピナ記者は言う。
「もしタケが“ゴールを身につける”ことができたら、バルサやマドリーでも長い期間プレーできるような、真のワールドクラスになれる。タケは日本人とかそういう枠を超えて、サッカー史に名を残せる選手だから」
最後に、日本人の中にはフィニッシュワークを苦手としている選手が多いことを伝えると、エスピナ記者は笑いながらこう返してきた。
「タケが持っている資質の中で僕が一番好きなものを教えよう。あの流暢すぎるスペイン語だ(笑)。あれには、いつも驚かされる。そんな日本人には出会ったことがないからね。タケはいい意味で日本人離れしている。だからきっと、決定力不足も難なく克服するだろう。僕はそう信じているよ
基本的なキック力や精度の問題ではないね。経験となれることによる冷静さを体得すればどんどん決めるようになる
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Source: SAMURAI Footballers
「久保建英は全て持っている!シュート以外は…」by スペイン記者