セルジオ越後が選ぶJ歴代ベスト11「他の10人も”別格”と認めるだろうベストプレーヤーは…」
2020年5月3日1: 2020/05/03(日) 18:30:50.34
4月23日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代ベストイレブン」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“マイベストイレブン”を選んでもらっている。人選の条件は現在までに登録されたJリーガーで、外国籍選手は3人まで。ここでは、辛口な評論でも知られるセルジオ越後氏の“マイベストイレブン”を紹介しよう。
選手の「質」に着目して考えたら、ジーコ、ドゥンガ、ピクシー(ストイコビッチの愛称)、レオナルド、サンパイオ、ブッフバルト、エムボマ、ジョルジーニョ、ビスマルク、リトバルスキー、マルキーニョス……、挙げたらキリがないね。強いチームを作ることだけを考えて、仮に外国人枠をなくしたら、日本人は入ってこないだろう。
だから今回は「長くJリーグを支えてくれた」という基準で選んだ。ちなみに僕は、Jリーグよりも海外歴が長い選手はJリーガーと思っていないから、そういった選手は入れていない。さっき言った助っ人たちも、インパクトは強かったけど、日本でプレーした期間は長くないよね。Jリーグ歴代ベストイレブンを選ぶなら、僕は「長くJリーグを支えてくれた」ことを考慮して選ぶべきだと思うんだ。そうして一応、ポジション別に選手は並べたけど、「試合を戦う」つもりの11人じゃないから、システムは決められない。
たしかに小野や俊輔などのように海外移籍した選手もいるけど、Jクラブの在籍歴のほうが長いし、レッズやマリノスでアイドルとなってJリーグの人気を下支えしていた。遠藤はガンバ、小笠原はアントラーズに長くいて、それぞれのサポーターにずっと語り継がれ、一生思い出に残る選手だよね。レジェンドで、それぞれのチームの「ミスター」と呼んでいいよ。
大久保はJ1最多185得点という記録が、Jリーグにたくさんの熱狂をもたらしてくれた立派な証拠。カズやラモスは開幕当時のヴェルディで注目が凄かったし、その後も日本で長く活躍してくれた。ラモスは指導者としてもね。
守備陣はなかなか目立ちにくいけど、それでも松田、中澤、闘莉王、川口は日本サッカーを盛り上げてくれた。DFの3人はセットプレーなどで得点能力もあって、素晴らしい選手だったよ。
FW 大久保嘉人、三浦知良
MF ラモス瑠偉、小野伸二、中村俊輔
小笠原満男、遠藤保仁
DF 田中マルクス闘莉王、松田直樹、中澤佑二
GK 川口能活
監督アーセン・ヴェンゲル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200503-00072499-sdigestw-socc
>>2以降に続く
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Source: samuraigoal
セルジオ越後が選ぶJ歴代ベスト11「他の10人も”別格”と認めるだろうベストプレーヤーは…」