<元スペイン代表GK>高校野球を見て絶句!「これほど酷い光景がずっとテレビで放送されているのに誰も何も言わないのか?」
2020年3月19日 「あれは応援団なのか?」
「選手だよ」
「どうしてスタンドにいるんだ? なぜ日本はチームに人数制限をしないんだ? 欧州のクラブはみんな20人程度に制限しているぞ」
「たぶん、そんなことをしたら学校は潰れる」
日本の妙な習慣も、ロペスは不思議で仕方がない様子だった。
「ドリブル専門のスクール、朝練習、自主トレ……、これほど情報化が進んだ時代だ。もし効果があるなら、欧州でも取り入れているはずだろう」
もちろん、幸野も同感だ。
「サッカーは、認知、判断、実行の繰り返しです。今、何をするべきか、選手たちは一瞬で判断して実行に移さなければならない。ところがドリブルという実行の部分だけ上達しても、肝心の前段階が備わっていなければ、足もとに来たボールはすべてドリブルで運ぶ選手ばかりが生まれてきてしまいます」
そしてロペスが最も驚愕したのは、テレビ画面に全国高校野球選手権の中継が流れてきた時だった。
「どうして、みんな選手たちは髪の毛がないんだ?」
「たぶん強制だと思うよ」
「この時代に、そんな怖いことが起こっているのか! しかもこれほど酷い光景がずっとテレビで放送されているのに、誰も何も言わないのか? 欧州ならすぐに訴訟が起こって大変なことになっているぞ」
履き違えた過剰な勝利至上主義が鏤められているのに、それを日本人は当然のことだと捉えてしまっている。
ロペスは言っていたそうである。
「勝利を求めて反省するのは大切だ。しかしどうしても相手が強いことはあるし、いつまでも引きずっていても仕方がない。現実を認めて、明日また頑張ろうと切り替える。それで何がいけないんだ」
遊びのはずだったスポーツがテレビ中継され過度に注目が集まり、負けた選手たちはこの世の終わりかのように泣き崩れる。
「だから日本にはグッドルーザーが生まれない」
3/19(木) 18:33配信 THEanswer
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200319-00108514-theanswer-socc&p=1
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Source: samuraigoal
<元スペイン代表GK>高校野球を見て絶句!「これほど酷い光景がずっとテレビで放送されているのに誰も何も言わないのか?」