今の久保建英って中田英寿や香川真司の欧州1年目と比べるとどうなの?
2020年3月15日Number Web3/15(日) 11:51配信
逆足で、あそこまで冷静に蹴り込めるのか――。
7日に行われたラ・リーガ第27節マジョルカvs.エイバルでの久保建英のゴールである。
右からのパスを受けて、左足で一瞬持ち込むと見せかけて切り返し、右足シュート。グラウンダーのボールは反応が送れたマーカーの足先、そして必死に手を伸ばした相手GKをあざ笑うようにゴールラインを越えた。
久保の活躍で2-1とマジョルカが制したこの試合、30分遅れでキックオフされたリバプールvs.ボーンマス戦と並行して観ていた。リバプールのエースであるモハメド・サラーが相手マーカーが足を出すと読み切り、その股の間を通して相手GKの反応を遅らせた技ありの一撃の直後に、まるでプレイバックを見ているかのようだった。
その技術と駆け引きの巧みさに驚いたのだろう。バルセロナの一般紙「ラ・バングアルディア」で、久保はこんな風に絶賛されていた。
「まるでマンガのような動きで主人公みたい。『オリベル&ベンジー(キャプテン翼のスペインでの名前)』の登場人物のように左足にボールをくっつけて、ピッチを自在に動き回った」
記事ではきっちり「バルサの下部組織にいた」ことなどにも触れている。
バルサよ、ほら言わんこっちゃない。レアル・マドリーに取られたの痛かっただろ? ……というニュアンスが行間からにじみ出るのはご愛嬌だが、ここまで大きく報じられるとやはり嬉しくなってしまう。
現時点で「6得点」に絡む久保。
エイバル戦のゴールで久保の今季リーグ戦成績(移籍情報専門サイト『transfermarkt』による)は以下の通りとなった。
24試合3得点3アシスト。
まだ18歳の選手がリーガ1部でレギュラーを奪うこと自体すごいことだが、結果もしっかりと残している。やはり今後の日本サッカーにとっての希望であることは間違いない。
さて現時点で「6得点」に絡んでいる久保だが、過去の先輩たちは1年目にどのような成績を残したのか。
以下、歴代欧州組アタッカーの「1部での1年目」の数字を見てみよう。『transfermarkt』のデータからゴールとアシスト数を調べてみた(アシストは判明分のみ)。まずは久保の所属するラ・リーガから。※は1月加入での成績だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200315-00842865-number-socc
しかもレベルの高いリーガでだ
清武、抜群じゃん
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Source: SAMURAI Footballers
今の久保建英って中田英寿や香川真司の欧州1年目と比べるとどうなの?