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イニエスタも影響された『キャプテン翼』が韓国では拒絶された理由
2020年2月29日
1: 2020/02/29(土) 13:12:16.50 _USER
日本のサッカーブームの火付け役となり、日本代表やJリーガーたちはもちろん、ジネディーヌ・ジダン、アレッサンドロ・デルピエーロ、リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタなど世代を超えた世界のスーパースターたちが“キャプ翼”のファンであることを公言しているが、どういうわけか韓国ではあまり認知度が高くないことをご存じだろうか。
『キャプテン翼』が韓国で出版されなかったわけではない。
『ナルアラ(翔べ)キャプテン』というタイトルで、1996~1998年にソウル文化社から翻訳出版されている。ただ、37巻までで、南葛中学を率いた大空翼が日向小次郎率いる東邦学園と両校同時優勝するまでで終わっている。
ジュニアユース編も、その後に続くワールドユース編も翻訳出版されなかったというのだ。
韓国の漫画事情に詳しい関係者は言う。
「小学校、中学校の全国大会優勝を目指すまでは良いのですが、日本代表になって世界と戦う大空翼に共感する韓国人はいない。韓国でサッカー日本代表の躍進を読みたがる人はいませんから、中学編で終わったのでしょう」
つまり、サッカーでは日本に負けないという韓国のプライドが『キャプテン翼』を許さなかったわけか。翻訳版では大空翼の名前が、「ハン(韓)・ナルゲ(翼という意味)」だったらしい。
ちなみに韓国では『キャプ翼』を凌ぐ人気を誇るサッカー漫画があった。タイトルは『蹴球王シュットリ』。1993年から韓国のテレビ放送局SBSで放送されたアニメ番組で、当時は1994年アメリカW杯のアジア予選最中だったこともあって高視聴率を誇った。
Kリーガーの中にはこの『シュットリ』に影響された選手たちが多く、サッカー好きで知られる日本でも有名なとあるK-POPアイドルも「シュットリを見て育った」と公言するほどだが、この『シュットリ』も実は日本のアニメだ。
原題は『燃えろ!トップストライカー』。1991年10月から1992年9月までテレビ東京系列で放映されたテレビアニメだ。
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Source: samuraigoal
イニエスタも影響された『キャプテン翼』が韓国では拒絶された理由