浦和レッズ、補強評価は最低の…。大槻監督は続投、14位からの巻き返しは可能か?【2020年J1補強診断】
2020年2月5日1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/02/05(水) 16:37:07.68 ID:EpieMZO09
●3年計画の改革元年
昨シーズンの浦和レッズは、最終節まで残留を争った。
オズワルド・オリヴェイラは5月に解任されたが、後任に就いた大槻毅監督は7月31日以降、1勝しか挙げることができなかった。
7年間プレーした森脇良太は京都サンガへ移籍し、6年間在籍した岩舘直は退団した。
期限付き移籍していた山田直輝とオナイウ阿道はそれぞれ湘南ベルマーレと横浜F・マリノスに完全移籍している。
若手の3選手は期限付き移籍し、AFCチャンピオンズリーグを戦った昨季からはメンバーは少なくなっている。
出ていく選手が少ない分、入ってくる選手も少ない。
大分トリニータへの期限付き移籍から復帰した伊藤涼太郎以外の新加入選手はわずかに3人だった。
昨季のJ2で得点王を獲得したレオナルドの加入は大きな力になるだろう。昨季のチーム得点王は12得点の興梠慎三で、それに続く長澤和輝はわずかに3得点。今季で34歳を迎える興梠に続く得点源は不可欠で、レオナルドへの期待は大きい。
1月28日には、U-23オーストラリア代表で主将を務めるDFトーマス・デンの獲得を発表。ケニア出身でセンターバックとサイドバックでプレーできるデンは182cmで身体能力が高く、2018年にはA代表でもデビューを果たしている。
プレシーズンで浦和は4バックの導入を試みており、槙野智章、マウリシオ、鈴木大輔らとポジションを争うことになりそうだ。
青森山田で10番をつけた武田英寿の実力は高校サッカーですでに証明済みだが、実績十分のベテランが在籍する浦和でどのようなプレーを見せるかは未知数。将来性は高いものの、1年目から活躍できるかどうかはわからない。
クラブ史に残る低迷を経験したクラブは、強化体制の一新を図った。中村修三ゼネラルマネジャー(GM)、北野大助GM補佐が退任し、役職を改めスポーツダイレクター(SD)に土田尚史が、テクニカルダイレクター(TD)に西野努氏が就任した。
土田SDは3年計画を掲げ、2022年のリーグ優勝を目標に定めた。続投となった大槻監督も含めて、改革元年は顔触れがさほど変わらないオフになった浦和は、昨季の14位から巻き返すことができるのだろうか。
IN
DF:トーマス・デン[メルボルン・ビクトリー]
MF:伊藤涼太郎[大分トリニータ/期限付き移籍満了]
MF:武田英寿[青森山田]
FW:レオナルド[アルビレックス新潟]
OUT
GK:岩舘直[Criacao Shinjuku]
DF:大城蛍[ガイナーレ鳥取/期限付き移籍]
DF:茂木力也[愛媛FC]
DF:森脇良太[京都サンガ]
MF:井澤春輝[鹿児島ユナイテッド/期限付き移籍]
MF:池高暢希[カターレ富山/期限付き移籍]
MF:山田直輝[湘南ベルマーレ]
FW:オナイウ阿道[横浜F・マリノス]
補強評価:E
14位から巻き返しを図るには静かなオフを過ごしたと言えるだろう。レオナルドとデンは若くて将来性を秘めているものの、J1での実力は未知数。
レオナルドが得点を量産すれば上位争いも可能だが、昨季は8試合2得点とスロースターターだっただけに、序盤戦は首脳陣に我慢が強いられることになるかもしれない。
総合評価:D
興梠慎三、槙野智章、西川周作、柏木陽介といった主力選手たちはキャリアの終盤に差し掛かっている。
大きな期待を背負って昨季加入した山中亮輔や杉本健勇も1年目は期待外れの結果に終わった。
昨季以上の活躍を見せる選手が複数人いなければ、上位争いは見込めない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200205-00010001-footballc-socc
2/5(水) 10:20配信
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Source: samuraigoal
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