<全国高校サッカー選手権大会に出場している高校年代のGK>手本にしているGKは?
2020年1月4日いま世界最高のGKは?
意見は様々だろう。
総合力なら“世界王者”リバプールのアリソンが、一番人気かもしれない。だが、セービングならアトレティコ・マドリーのヤン・オブラクを評価する声も少なくないだろうし、足下のテクニックに長けたエデルソン(マンチェスター・シティ)やマルク=アンドレ・
テア・シュテーゲン(バルセロナ)を推す人も、いまだマヌエル・ノイアー(バイエルン)が最高だと言う人もいるだろう。
要は好みの問題だ。
では、全国高校サッカー選手権大会に出場している高校年代のGKたちは、どの名手のプレースタイルを好み、手本にしているのだろうか。
1回戦の大分戦でPK戦勝利の立役者となった矢板中央(栃木)の1年生GK藤井陽登は、目標にしている守護神にエデルソンとテア・シュテーゲンを挙げた。理由は、やはりキックの巧さ。自身もキックには自信を持っているようで、理想のGK像としているようだ。
2回戦で好セーブを連発し、優勝候補の京都橘撃破に貢献した鵬学園(石川)の前原瑞穂(3年)も、手本にしているのはエデルソン。「守備範囲が広いところを参考にしています」という言葉通り、高い位置にポジショングを取り、積極的なプレーを披露した。
筑陽学園(福岡)を相手に80m級のロングフィードでスタンドの観衆を驚かせた愛工大名電(愛知)の2年生GK安原哲平も、エデルソン推しのひとり。「キックの質でチャンスをつくり出せるところを参考にしています」と語っていた。
藤井は180cm、前原は182cm、そして安原は181cmといずれも180cm台、選手権出場チームを見ても170㎝台のGKも少なくないなか、体躯には恵まれているほうだ。とはいえ、世界的に見ればGKとしては小柄な部類に入る。
だからこそ、キックを極めなければ高いレベルにはいけないという思いがあるのだろう。もちろん、ユース年代で後方から丁寧にビルドアップするチームが増えているという流れも影響しているはずだ。
選手権ではPK戦で活躍したGKにスポットライトが当たりがちだが、足下の技術に注目して見てみるのも面白い。
1/3(金) 15:10配信サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200103-00068466-sdigestw-socc
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Source: samuraigoal
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