ニューカッスル武藤嘉紀、監督に公開でダメだしされる・・・
2019年12月7日奮起を促すも、冬の移籍はやむなしか
プレミアリーグのニューカッスルに所属する武藤嘉紀への風当たりは、強くなる一方のようだ。
現地時間9月30日に行なわれた第7節のレスター・シティ戦(0-5で敗北)以後、出番に恵まれていない武藤は、スティーブ・ブルース監督の“構想外”となっており、苦しい立場に追い込まれている。
今週末の試合(7日のサウサンプトン戦)に向けた記者会見に登場したブルースは、「現状の布陣に、とても満足している」と発言し、サポーターをやきもきさせている。
現地紙『Shields Gazette』が報じたところによると、ニューカッスルはアタッカーの補強が急務とされ、実際にストラスブールのイブライマ・シソコとの合意報道もあった。しかし、熱血指揮官は「とくに希望はしていない」とコメントしたのだ。
「何かさらに良くなるなら可能性があるが、どこもあまり選手を売ろうとしない。なので、新しい戦力については現時点では何も考えられないし、意味があるとも思わない。噂があることは耳にしているが、1月に成立するとはとても思えないね」
だが、同じ口で現存戦力に対する不満も明かしている。
「私は今のチームの状態に満足している。ただ、まだ何人かの本気の、本当のプレーを見ることができていない。ドワイト・ゲイルの真剣なプレーにはお目にかかっていないし、ヨシノリ・ムトウが私のために本気でプレーする姿も目にしていない。フロリアン・ルジューヌも同じだ。
練習場では問題なくこなせているのに、5万人がいるフィールドでその姿を見ていない。彼らの真の姿を見るまでは、他を頼ることは考えていない」
同紙は名の挙がった3名のうち、「サポーターはルジューヌに対しては好意的であるが、プレミアリーグにおいて、ゲイルと武藤の実力は不十分であると認識されている」と指摘。冬の移籍市場で効果的なアタッカーを補強できずに残留争いに巻き込まれた場合、ブルース政権は早々に終わる可能性もあるとしている。
公の場でダメ出しされた武藤自身は、来年1月にオープンする冬の移籍市場で、約3年間プレーしたドイツの復帰も見据えた新天地探しを模索しているともいわれる。
奮起してブルースに”本気”の姿を認められるか、それとも、新天地へ渡るのか。来年1月には28歳となる武藤の選択に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部 12/7(土) 6:12配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191207-00010000-sdigestw-socc
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Source: SAMURAI Footballers
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