メルカリは鹿島アントラーズと何を企んでいるのか?
2019年11月4日異例中の異例といっていい。だが、これほど「超ポジティブ」な話も少ないだろう。フリマアプリ大手のメルカリが、鹿島アントラーズの株式を取得したのは今年7月末。その後、なんとその親会社の小泉文明社長が、鹿島アントラーズの社長に就任したのだ。そこまでして、小泉を走らせたものは何か。一体、メルカリやアントラーズはどこへ行こうとしているのか(文中一部敬称略
■鹿島出身の父に連れられ、中1でサッカーの魅力にはまる
いつも夏休みになると、おじいちゃんの家に行った。周りは田んぼだらけ。何して遊ぶかといえば、家から近い、海に連れて行ってもらうくらい。子ども心に感じていたのは、何もない田舎の退屈さばかりだった。
1993年、Jリーグ開幕。
しかし、ある日突然、それは一変した。当時、中学1年だった少年は、Jリーグのスタートを機に完成した、カシマサッカースタジアムのオープニングゲームに連れて行ってもらった。
初めてのスタジアムでは、大きな歓声とチアホーンの音が鳴り響く。サッカー専用スタジアムの臨場感、そして見る人の“熱”に触れた。あっという間にサッカーの魅力にどっぷりはまった。
「アントラーズの存在によって、大きく発展していく地域の姿がありました。父は、自信満々に茨城の鹿島地域の出身であることを話すようになりました。それまでは、地域のことを話すなんてまったくなかったんですけどね。サッカー、そしてスポーツが持つ力を感じました」
2019年8月30日、Jリーグ開幕をきっかけにスポーツのとりこにされた13歳の少年は、鹿島アントラーズの代表取締役社長に就任した。その少年とは、メルカリ代表取締役社長である小泉文明のことだ。
すでに7月30日、Jリーグの理事会で、日本製鉄からメルカリに鹿島アントラーズの株式61.6%が約16億円で譲渡されることが承認されたが、公正取引委員会の承認も得た。これから鹿島アントラーズは、メルカリという最先端のIT企業とともに歩んでいくことになった。
Jリーグにおいて、親会社の社長が子会社の社長になることは極めて異例。しかも、小泉はメルカリの対外的な仕事もするとはいえ、鹿島アントラーズの社長業に専念するという。
11/4(月) 5:40配信 東洋経済
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191104-00311215-toyo-soci
【 外部記事 】
立地が全てなんだろうな
これから少子高齢化で、客は増えないだろうし
Jクラブなんてそんなもの
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Source: SAMURAI Footballers
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