久保建英をマジョルカCEO・モランゴ氏が絶賛!」18歳にして普通ではない」
2019年10月25日◇ ◇
-スペイン1部に7年ぶりに復帰してここまでの戦いぶりをどう見ているか。
「非常に素晴らしい挑戦だ。今我々はテクニック、スタジアム、メディア露出と世界最高のリーグにいて、少しずつ置かれた状態に慣れているところ。チームの戦いぶりには満足している」
-今シーズン唯一の目標は残留か。
「それははっきりしている。我々は1部リーグで補強にかけられる予算が最も少なく、その次に少ないチームとも差があるし、額としては2部のジローナと同じ。この点で限界があるのは承知している。これは前のオーナー時代にあった借金のためだが、我々としてはこれを受け入れ、正しい方向に向かうように努めている」
-今夏、15選手を補強した。その中で久保獲得の意味合いは。
「久保がいることの意味は大きいと思う。まずレアル・マドリードとの関係。非常に重要なクラブが抱える将来性豊かな選手を他にもオプションがある中でマジョルカに預けるというのは、我々のプロジェクトを信頼してくれたということ。2番目は技術的な側面。マドリード幹部が『最近21年でこれだけの才能を持つ同年代の選手は見たことがない』と言っていた。その点で技術的、戦術的に重要な選手だ」
「3番目に我々は日本のマーケットをとても興味深いものと捉えている。マジョルカはこれまでに大久保(現J1磐田)ら日本人選手を抱えてきたが、この部分でもっと大きく成長しなければならないと考えているし、それを望んでいる。タケがその手伝いをしてくれると思う。ただ彼を語るときに最も特筆すべきはその謙虚な姿勢。とても落ち着き、集中している少年で、他人を尊敬する気持ちが非常にあり、人間的にとても好き。18歳にして成熟していて、彼の年齢を考えると普通のことではない」
-元ブラジル代表FWのロナウド氏がオーナーを務めるバジャドリードなど他の複数クラブとの久保争奪戦を制した。
「戦いとは捉えていない。私が思うのは、選手たちはプロジェクトを選ばなければならないということ。我々が名誉に思っているのはレアル・マドリード、選手本人、その周囲や代理人、選手の母親が成長し得るものとして我々のプロジェクトを見てくれたことだ」
-以前に久保獲得を「一つの出産だった」と表現していた。その真意は。
「少しずつ話が進んでいったということ。彼の関係者と知り合ったのは3月。当時彼はFC東京にいてスペインへ戻ることを望んでおり、我々は2部で戦っていた。話をしてすぐに彼のレベルは我々のそれを上回っていることが分かった。その後レアル・マドリードと契約を結んだわけだが、外国人枠で出場できないのは明白で、我々は状況を注意深くうかがっていた。ただ本人は確かな考えを持っていて、クラブ施設、チーム、監督、環境、他には少年時代を過ごしたバルセロナに近いこと、島の気候などスポーツ的、またその枠を超えた要素のすべてがプラスに働いた」
-レンタル移籍の条件は。
「期間は1年。ただ彼自身、レアル・マドリード、我々のいずれもが快適であれば、また第一はチームの残留だが、彼のキャリアにとっての一歩として、我々としてはもう1年でも2年でもやっていけるよう全力を尽くしたい」
-レンタル移籍の条件として一定数以上の試合出場が課されているということはあるのか。
「そういうことは全くない」
-18歳で年俸はチーム最高では。
「金額的なことが問題になったことはない。彼がここへ来たのはクラブ、方針、監督や選手といったチームが、彼にとって成長するために最適な環境だったということ。誰が多く払うとか少ないとかといった話はレアル・マドリードからも久保からも出ていない。それは凄いこと
10/23(水) 9:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00000020-dal-socc
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Source: samuraigoal
久保建英をマジョルカCEO・モランゴ氏が絶賛!」18歳にして普通ではない」