浦和DF槙野智章、国内では苦戦もACLには自信「より良いプレーをしているのは事実」
2019年10月2日2017年にACLを制した浦和が再びアジア王者を射程圏に捉えている。準々決勝では難敵の上海上港(中国)と2戦合計3-3の打ち合いになったが、アウェイゴール差で勝り、2年ぶりの4強入りを決めた。
浦和は現在、リーグ戦では残留争いに巻き込まれ、直近の天皇杯ではJFLのHondaに敗れるなど決してチーム状態は良くない。槙野は「国内戦線で苦労していますが、ACLではより良いプレーをしているのは事実」と話し、「個人的にDFとして、このトーナメントを戦うことはモチベーションになる。ACLはプレーヤーとしてのレベルを上げてくれた。参加することを楽しんでいます」と、苦境に立たされるなかでも、モチベーションの低下はないと強調した。
ACLでは「さまざまな敵に直面」するだけでなく、対戦する敵の多くは「最高のクオリティを持ったプレーヤー」であり、「スケジュールは常に厳しいもの」と話す槙野。それでも「対戦相手のレベル、雰囲気、スタンドからのサポート。そのすべてが私たちのエネルギーと能力を高めている」と、ACLはまた違った意味で特別な大会であることを説いている。
準決勝で対峙する広州は現在、元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏が指揮官を務めており、中国スーパーリーグでは25試合を消化して首位に立つ強豪だ。ゴールゲッター、エウケソンをはじめ、欧州でのプレー経験も豊富なパウリーニョ、そして鹿島アントラーズとの準々決勝で貴重なゴールを挙げたタリスカの強烈な“ブラジルトリオ”が控えている。
槙野は「もちろんタリスカ、エウケソン、パウリーニョなどに注意する必要がありますが、中国や韓国の優れたプレイヤーもいることはわかっている」と警戒。「広州が大きなクラブであることに疑いの余地はない」と認めつつ、「優れた選手を抱える素晴らしいチーム」と称賛の言葉も忘れなかった。
広州はホームで無類の強さを誇っており、浦和にとっては埼玉スタジアム2002での第1戦の結果がファイナル進出へ非常に重要となってくる。だからこそ第1戦での目標は「クリーンシートで終えることであり、アウェイゴールは与えられない」と並々ならぬ意気込みを示していた。
浦和と広州の準決勝第1戦は、2日19時半に埼玉スタジアム2002でキックオフする。
10/1(火) 15:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00010017-goal-socc
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Source: samuraigoal
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