久保建英も、今は日本代表よりレアル戦を優先すべき!?
2019年9月29日9月25日、マジョルカの本拠地ソン・モッシュで行なわれたアトレティコ・マドリード戦。久保建英はマジョルカ入り後、初めてスタメンを飾った。
結果は0-2。アトレティコ期待の19歳、ジョアン・フェリックスがゴールを決めたのに対し、久保は2度シュートチャンスに遭遇したものの、ゴールを決めることができなかった。
マジョルカ所属ながら、レンタル元はレアル・マドリードだ。アトレティコはそのライバルであり、ジョアン・フェリックスも、久保個人としては負けられない相手になる。アトレティコ戦はゴールがほしい試合だった。
久保のプレーについての良し悪しを語る時、難しいのは話の前提だ。どのレベルで語るのが適切か。この試合、採点の平均点を6とするならば、久保のプレーは「6.5」はいけそうな出来映えだった。並の選手なら6.5という採点は一応、高評価だ。しかし、久保がマジョルカに在籍するまでの経緯を踏まえると、それでは少々、物足りなく感じる。他のマジョルカの選手と同レベルで久保を見るわけにはいかないのだ。
実際、この試合を見た一番の印象はマジョルカのレベルの低さだった。開幕戦に勝利したものの、その後の5試合は1分4敗。降格候補であることは、試合の中身を見れば一目瞭然だった。
なにより選手のクオリティーが低い。久保に迫る選手はいない。アトレティコとは10回試合をして1回も勝てそうもない強者と弱者の関係にあった。しかし、その中にあって断トツにうまい久保に、最初からパスがよく集まったわけではなかった。マジョルカの選手のパスを意図的につなぐ能力が低いこともあるが、そもそも久保に依存しようとする姿勢が見られなかった。
それはこの日、初めて抱いた感想ではない。交替で出場した過去3戦も同様な傾向が見え隠れした。仲間としてまだ正式に迎えられていないという感じだ。敷居の高さを見た気がしたが、時間の経過とともに、彼らのそうしたつまらないプライドは薄れていった。パスは次第に回ってくるようになった。
2次予選ならそれでいいと思う
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Source: SAMURAI Footballers
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