「できることなら香川は日本代表に呼ばれない方がいい…」by サラゴサ監督
2019年9月29日サラゴサで存在感を誇示している香川真司は、日本代表に復帰するのだろうか。
ラ・リーガ2部の7節を終了した時点で、サラゴサは1試合未消化ながら4勝2分けの無敗でリーグ3位と、快調な滑り出しを見せている。
そんなチームにあって、今夏から加わった香川の存在は絶大だ。全6試合に先発して2ゴールをマークし、ラファエル・ドゥワメナ、ルイス・スアレスと形成するトリデンテの一角として、攻撃陣を牽引している。
好調を維持しているだけに、代表復帰の可能性が取り沙汰されるのは当然だろう。9月27日付けのスペイン紙『Marca』が、「日本は、次の2試合に向けた予備リストにシンジ・カガワを入れた」と報道。「彼が代表チームに戻る選択を持っていて、それを拒否するつもりがないことは明らかだ」と記事で綴った。
この報道に対して、香川は、「まだ正式には分からない」と語り、「僕は次の日曜日の試合だけに集中しているんで、代表のことは何も考えていないです」とコメントしている。
だが、仮に香川が、10月に行われるカタール・ワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル戦(10日)とタジキスタン戦(15日)に挑む森保ジャパンに招集された場合、サラゴサにとって痛手となるのは必至だ。というのも、ラ・リーガ2部は、代表ウイーク中も行なわれるため、13日のヌマンシア戦と16日のフエンラブラダ戦に貴重なゲームメーカーを起用できなくなるのだ。
当然、ビクトル・フェルナンデス監督としては、戦力ダウンは避けたいところ。27日に開かれた記者会見では、次のように話している。
「シンジが招集されたとしても、(リーグ戦が)最後になるわけではない。できることなら呼ばれない方がいいが、まだ、我々には試合が残されている。それに代表招集に関しては、他人が決める問題だからね。何ともね」
もしも、10月の代表シリーズに声が掛かれば、今年3月26日に行なわれたボリビア戦以来の復帰となる香川。キレを取り戻している男がサムライブルーに帰ってくるのは頼もしい限りだが、はたしてどうなるのか。気になるメンバー発表は、10月3日に行なわれる。
9/29(日) 13:50サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190929-00064708-sdigestw-socc
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Source: SAMURAI Footballers
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