久保建英さんがレアル・マドリード復帰の“ノルマ”とは?
2019年9月24日「日本人でしょ? タケを見に来たの?」
試合前、青一色に染まるバックスタンドの最前列に腰を落とし、一息ついた際、隣に座っていたヘタフェサポーターが声を掛けてきた。「イエス」と返答すると、「心配しないで、僕はヘタフェサポーターだけど、レアル・マドリードサポーターでもあるんだ。だから、タケのことは応援しているし、ファミリーだと思っているよ」と笑顔で親指を立てた。
久保が来季レアルに帰還する可能性について尋ねてみると、「今のクラブ状況だったら、可能性がないわけではないね。セントラルの高齢化が厳しい。若返りが必要な時期に突入している」と、34歳のクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、29歳のドイツ代表MFトニ・クロースを筆頭とした中盤選手の後釜を見据える時期に差し掛かっていることを訴えていた。
一方、レアルで通用するか否かについては「実際にクラブの要求するレベルは厳しいよ。グッドプレーヤーでは必要とされない。グレートプレーヤーにならなくては。タケはまだグッドの範疇だね」と、現状では厳しい立場にあることを指摘。隣の友人に「お前はどう思う?」と尋ねると「タケがレアルだろ? 無理じゃないかな」と率直に答えていた。
レアル復帰の“ノルマ”に言及 「最低でも10ゴールに絡むこと」
それでも、「個人的に思うのは、レアルは分かりやすいノルマを達成したら、トップチームでもチャンスを与えるチームだとは思う」とも語った。そのノルマについて尋ねると、「決まりなんてものはないと思うけど、これまでの傾向を踏まえると、シーズンで最低でも10ゴールに絡むことじゃないかな? 例えば、5ゴール5アシストとか」と見解を示している。
その後、試合がキックオフを迎え、久保は前半19分に投入された。そして後半25分に右サイドのカットインから左足の鋭いクロスを供給し、FWアンテ・ブディミルのヘディング弾を演出した瞬間、隣席のサポーターは「くそったれ!」と叫びながら頭を抱えていたが、しばらく経つと、「早速1アシストを獲得したじゃないか。残りのミッションは『9』になったな」と肩を叩いてきた。
まずはマジョルカで主力に定着することからの挑戦となるが、ヘタフェ兼レアルサポーターの掲げた「5ゴール5アシスト」のノルマは、久保に適した指標となるかもしれない。ヘタフェ戦でスペイン上陸後初の目に見える結果を残したことで、そのための一歩を踏み出すこととなった。
9/24(火) 10:30 フットボールゾーン
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Source: サカラボ
久保建英さんがレアル・マドリード復帰の“ノルマ”とは?