久保建英にジダン監督が英才教育プラン…トップで練習、3部で試合
2019年8月2日 【ミュンヘン(ドイツ)31日=本田千尋】スペインの名門Rマドリードの日本代表MF久保建英(18)はフェネルバフチェ戦の後半28分から途中出場を果たした。
2トップの下がりめでプレーし、同43分には利き足とは逆の右足で惜しいシュートを放った。
スペイン紙「マルカ」の評価ランキングで1位に輝いた18歳について、ジダン監督(47)は「カスティージャ(Bチーム)で試合をして、トップチームで練習する」という英才教育プランを披露した。
あと一歩だった。2点リードの後半43分、ゴール前中央でパスを受けた久保は、ドリブルから利き足とは逆の右足をコンパクトに振り抜いた。
低い弾道のシュートはGKのタイミングをずらしたが、かろうじてはじかれ、初ゴールはお預けとなった。
出番が訪れたのは4―3の後半28分。2トップの下がりめで投入されると、積極的にシュートを放った前日30日のトットナム戦とは打って変わり、球離れ良く味方とパス交換し、リズムを生み出した。
相性の良さを見せたのが昨年のバロンドール(世界最優秀選手)のクロアチア代表MFモドリッチ。
同40分にはゴール前で絶妙なタメを作ってからパスを返し、決定機を演出。抜群のコンビネーションで攻撃をけん引した。
スペインの大手スポーツ紙「マルカ」は、この試合の評価ランキングで、ハットトリックを達成した元フランス代表FWベンゼマを差し置いて久保を1位に選出。
「またいい時間を過ごした。彼には2部B(3部相当)ではなく、1部の方がふさわしい」と高く評価した。
試合後、ジダン監督は久保の育成プランを明かした。「マドリードに戻ってからどうするか考えるし、彼とも話し合う。
チーム状況次第だが、カスティージャで試合をしながら、我々(トップチーム)と練習するのがベストだと思っている」といつでもトップで出られるように、
自らの手元に置いて英才教育を施すことを選択。
当初は北米ツアーまで帯同し、以降1年間はカスティージャでプレーする予定だったことを考えれば、合流してからの20日間で序列を大幅に上げたことになる。
今後は7日にザルツブルク戦、11日にローマ戦が組まれている。「必ずや将来チームにとって重要な選手になる。
じっくり対応していきたい」と指揮官。久保がトップチームの扉に片手をかけた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000366-sph-socc
8/2(金) 6:06配信
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Source: samuraigoal
久保建英にジダン監督が英才教育プラン…トップで練習、3部で試合