【悲報】今回のコパアメリカは地上波放送がなかったけど久保くんさんのデビュー戦を逃すなんて失態だよな
2019年6月27日南米選手権(コパ・アメリカ)は、インターネットによるスポーツ中継動画配信サービスのDAZNが全試合を独占配信する権利を持っている。地上波、BSなどテレビで日本代表の試合は見られず、これは2010年1月6日のアジア杯予選イエメン戦(サヌア)以来の珍事となった。
■大会直前に久保のレアル入りが発表される
「放送しないのに勝ち上がり、話題になれば『民放やNHKは何をしているんだ? 国民的関心事を放送しないのはけしからん』と批判され、NHKの場合は受信料不払いの悪しき流れにもなりかねない」(放送関係者)
ところが大会前にチーム最年少の18歳MF久保建英のスペインの強豪レアル・マドリード入りが発表され、そこからグングンとコパへの関心が高まり、2戦目に優勝候補ウルグアイとガップリ四つの戦いを見せ、2―2で勝ち点1をゲットすると「DAZNでしか見られない……民放やNHKは怠慢じゃないのか」という声が噴出してきた。「今回のコパのDAZN独占配信は、大会後にレアル入りする久保の動向が大きく関係した」とサッカー関係者が続ける。
「2020年東京五輪を横目でにらみつつ、久保が5月23日にポーランドで開幕した20歳以下のW杯(6月15日閉幕)に呼ばれるのか、五輪世代である22歳以下代表が参戦する6月1日に開幕したトゥーロン国際大会(フランス=15日閉幕)に出るのか、それともコパに出場するA代表に招集されるのか、民放とNHKには見極めがつかなかった。実際、各大会の中で唯一のFIFA主催大会である20歳以下のW杯に出るだろうというのが大方の見方だったため、テレビ局はコパの放送から手を引いてしまった」
試合の時間帯も最悪だった。グループリーグ3試合とも日本戦は午前8時(日本時間)のキックオフ。民放では最後までテレビ東京が放送するかどうか、逡巡したといわれているが、各局とも力を入れている朝の情報番組を休んでまで「久保不在で目玉のないコパを放送するバリューはない」という判断に落ち着いた格好。NHKがBSで放送することを検討したようだが、NHKの判断も<民放各局にならえ>で落ち着いた。
■「日本は大会を軽視している」
久保が選ばれていたとしても、コパのメンバーは“無名の若手”が中心になるといわれていた。
森保監督に「東京五輪世代の22歳以下の選手に南米のガチンコ勝負の経験を積ませたい」思惑があったからだが、今回招集された23選手中、初代表の22歳以下選手が13人も含まれており、ベネズエラのドゥダメル監督に「若い選手を多く連れてきた日本は大会の重要性を軽視している」と批判されたが、主力抜きのメンバー構成も日本の各テレビ局の腰が引けてしまった理由になった。
もともと、DAZNの運営会社であるパフォーム・グループ(イングランド)は、コパを主催している南米サッカー連盟(CONMEBOL=本部パラグアイ)と南米各国リーグの放送などで太いパイプがあり、早い段階で「コパはDAZNが独占配信する」という話が流れていた。
それでも民放かNHKのBSが「せめて日本戦くらいは放送するだろう」ともっぱらだった。
しかしフタを開けてみると――。テレビ局は18歳の久保に振り回された揚げ句、大局を見誤った。久保も罪作りな男である。
19/06/26 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/256897
大失態だろ
http://rcm.shinobi.jp/js/imp.js
http://rcm.shinobi.jp/r/26ed00a60b28734630d1180cf5c3bec0
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Source: サカラボ
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